サッカー日本代表は直近でイングランド代表を撃破するなど絶好調。迫るFIFAワールドカップ2026(W杯)への期待感は、かなり高まっている。しかし、下馬評が高いほど危険なのが4年に1度の大舞台。それは、歴代の強豪国が証明している。今回は、「W杯の優勝候補」と称されながら、まさかのグループリーグ敗退に終わった国をピックアップして紹介する。[3/5ページ]
スペイン代表
大会:ブラジルW杯(2014年)
監督:ビセンテ・デル・ボスケ
グループリーグ成績:1勝0分2敗
スペイン代表は2010年のFIFAワールドカップ(W杯)南アフリカ大会を、ノックアウトステージ以降では無失点という圧倒的な強さで制した。
当時のスペイン代表は日本で「無敵艦隊」と呼ばれるほどに強かった。
EURO2012(欧州選手権)でも圧倒的な強さを誇り、イタリア代表との決勝戦でも4-0で圧勝していた。
その後も高いパフォーマンスを維持していたが が続いていたが、2013年のFIFAコンフェデレーションズカップ決勝でブラジル代表に0-3の大敗。この頃から徐々に怪しさが出てきた。
迎えた2014年のブラジルW杯に向けては、当時アトレティコ・マドリードで絶好調だったジエゴ・コスタをブラジルから帰化させることに成功。
彼を開幕直前の3月にデビューさせ、最前線に置いたがポゼッションを基調とするチームにカウンターが得意な同選手は全くハマらなかった。
初戦のオランダ戦で衝撃の1-5の大敗を喫すると、第2戦のチリ戦でも0-2で敗戦。この時点で得失点差が「-5」となった時点で突破は極めて厳しい状況となった。
この大敗は、W杯までの4年間で彼らのポゼッションサッカーが対策されたことが要因の多くを占めている。
オランダ戦ではハイラインの裏をひたすら突かれ、チリ戦ではマンツーマンに苦しみパス成功率は80%前半に留まった。
第3戦のオーストラリア戦では3-0で勝利を収めたものの、まさかのグループリーグ敗退に。
デル・ボスケ体制の終焉を象徴するような大会だった。

