サッカー日本代表は直近でイングランド代表を撃破するなど絶好調。迫るFIFAワールドカップ2026(W杯)への期待感は、かなり高まっている。しかし、下馬評が高いほど危険なのが4年に1度の大舞台。それは、歴代の強豪国が証明している。今回は、「W杯の優勝候補」と称されながら、まさかのグループリーグ敗退に終わった国をピックアップして紹介する。[4/5ページ]
ドイツ代表
大会:ロシアW杯(2018年)
監督:ヨアヒム・レーヴ
グループリーグ成績:1勝0分2敗
ドイツ代表は、西ドイツ代表時代を含めるとFIFAワールドカップ(W杯)で史上最多となる8度の決勝に進出している。
2014年のブラジルW杯では準決勝で開催国のブラジル代表に7-1で勝利。決勝戦ではアルゼンチン代表に、延長戦の末1-0で勝利を飾り、南米大陸で初めて世界一となったヨーロッパの代表チームとなった。
しかし、2018年のロシアW杯では初戦のメキシコ戦で0-1の敗戦。続くスウェーデン戦は2-1で勝利したが、第3戦韓国戦で0-2の敗戦を喫したことで、グループリーグ敗退となった。
当時のドイツ代表が抱えていた課題はストライカー不足だ。
W杯の歴代最多得点者であるミロスラフ・クローゼの代表引退後に明確な点取り屋が不足し、ロシア大会で3試合連続スタメンに名を連ねたティモ・ヴェルナーは一度もゴールネットを揺らすことができなかった。
彼も明確な9番タイプではなく、裏抜けが得意でワイドに流れる11番のタイプだ。
クローゼの後釜を育成できなかったことが決定力不足の大きな要因だろう。
また、ハイラインの背後を突かれての失点も多く、トランジションが発生したタイミングでの脆さは大会を通して拭えなかった。
なお、ドイツ代表がグループリーグ敗退となったことで、前回大会王者が4大会連続でグループリーグ敗退という異例の事態となった。

