サッカー日本代表【写真:田中伸弥】
15日、FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会に臨むサッカー日本代表のメンバー26名が発表された。今回のメンバー発表では、負傷によりメンバー入りを逃した主力選手たちの名前が並ぶ結果となっている。
代表メンバーから落選した主な選手たち
9日に行われたプレミアリーグ第36節・ウルヴァーハンプトン戦で、三笘薫が左もも裏付近を痛めて途中交代。「本大会までに間に合うのか」という議論が続いていたが、最終的にメンバー外となった。
森保ジャパンの攻撃を支えてきたキーマンだけに、不在は大きな痛手と言えるだろう。
また、長らく日本代表の攻撃陣を牽引してきた南野拓実も選外となった。
昨年12月に左膝前十字靭帯断裂という大怪我を負い、長期離脱を強いられていた同選手は、今月6日に自身のSNSでボールを使ったトレーニング映像を公開。順調な回復ぶりを示していたものの、W杯出場には間に合わなかった。
さらに、開幕直後の大怪我によって代表復帰が叶わなかった町田浩樹を含め、怪我の影響で選外となった主力級の選手は少なくない。
一方で、負傷以外の理由による落選も見られた。
ボランチでは守田英正の選出も予想されていたが、同選手は昨年3月以降、代表から遠ざかっており、今回は戦術的な判断による落選と見る向きが強い。
同じく激戦区となったボランチでは、藤田譲瑠チマもメンバー入りを逃した。
藤田はシャドーでも起用可能なユーティリティ性を持つが、森保一監督は別タイプの選手を優先した形となった。
攻撃陣に目を向けると、3月のスコットランド代表戦で先発出場した佐野航大も最終メンバーから外れた。
加えて、佐藤龍之介も3月の欧州遠征の際、体調不良の影響で十分なアピールができず、選考に少なからず影響した可能性がある。
FW陣では、町野修斗が2大会連続でのW杯出場を逃す結果となった。その一方で、20歳の後藤啓介、21歳の塩貝健人という若手2人がメンバー入りを果たしている。
町野は今季、所属するボルシア・メンヒェングラートバッハでパフォーマンス面で苦しんだ印象が強く、結果的に、勢いに乗る若手2人の猛アピールに押し出される形となった。
また、今冬にアビスパ福岡からザンクトパウリへ移籍した安藤智哉もメンバー外に。
海外初挑戦ながら継続的にアピールを続けていただけに悔しい結果となったが、日本代表のセンターバック陣の層の厚さを改めて感じさせる選考となった。
【主な落選メンバー】
▽DF
町田浩樹(ホッフェンハイム)
安藤智哉(ザンクトパウリ)
高井幸大(ボルシアMG)
橋岡大樹(ヘント)
望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)
▽MF/FW
三笘薫(ブライトン)
南野拓実(モナコ)
守田英正(スポルティング)
佐野航大(NECナイメヘン)
佐藤龍之介(FC東京)
町野脩斗(ボルシアMG)
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