日本サッカー協会(JFA)は15日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)および、キリンチャレンジカップ2026に臨む26人を発表した。今回のメンバーから漏れた1人にMF守田英正がいるが、チーム構成をみると、彼は必要だったのではないだろうか。
守田英正が選外に
守田は第1次森保ジャパン時に日本代表へ定着。カタールW杯にも出場し、ベスト16入りに大きく貢献していた。
同大会後も主力として日本を支え、AFCアジアカップ2023、そして北中米W杯アジア最終予選でチームの勝利に貢献していた。
しかし、昨年3月の活動を最後に、招集されなくなった。当初はケガの影響と予想されていたが、戦列復帰後も声がかかることはなく、W杯前最後の活動となった今年3月シリーズでも、ついに声はかからなかった。
そして、W杯メンバーから落選。所属するスポルティングCPでは出番を得ているため、コンディション面ではなく、戦術的な理由で外されたということだろう。
ただ、守田は必要だったのではないか。
その理由として、ボランチの層の薄さが挙げられる。佐野海舟、鎌田大地、田中碧は計算できるが、遠藤航はまだ復帰できておらず、コンディション面に不安が残る。
加えて、藤田譲瑠チマも不在。瀬古歩夢と板倉滉もボランチが出来るとは森保一監督の言葉だが、日本代表では試したことがなく、層に厚みをもたらす説得力として弱い。
また、前線では三笘薫と南野拓実が不在になったことで、シャドーの人選にも不足が出てくる。鎌田をそちらに回す手はあるが、同時にボランチの枚数がさらに減ることを意味する。
ここに守田がいれば、ボランチの駒不足感はなかった。鎌田をシャドーに回す動きもスムーズになるはずで、戦術理解度の高い選手なだけに、遠藤以外と組ませても十分に機能することは約束されたはずだ。
スポルティングCPでの調子も悪くないだけに、招集外はもったいない印象を受ける。
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