15日に発表されたサッカー日本代表のFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)メンバーから、三笘薫が外れた。森保ジャパンの「顔」と言っても過言ではない同選手の不在は、かなりの影響を及ぼしそうだ。
三笘薫の離脱は想像以上に大打撃
三笘は今月9日のプレミアリーグ第36節、ウォルバーハンプトン戦で負傷。具体的な離脱期間は明らかになっていないが、W杯中の復帰が難しいとの判断で、26人のメンバーから外れることになった。
当然ながら、これまで主力として活躍してきた三笘の不在はかなりの痛手だ。1人欠けるだけで、チームには大きな影響がある。
まずは左WBの選手層だ。順当にいけば中村敬斗が1番手になるが、その他候補は前田大然、鈴木淳之介、長友佑都あたり。3選手とも攻撃より守備に定評があり、試合展開によっては、中村の負担が大きくなる可能性がある。
伊東純也を左に回す手もあるが、試した回数が少ないだけに、どこまで効果があるか不透明。右の伊東から左の中村がフィニッシュというパターンも見られなくなってしまう。
また、3月のイングランド代表戦でさく裂した三笘シャドー、左WB中村という爆発力ある組み合わせも、実現しなくなってしまった。素晴らしい連係だっただけに、残念でならない。
さらに、三笘に加え、南野拓実も不在のため、シャドーの人選が厳しい。塩貝健人、鈴木唯人という楽しみな若手もいるが、W杯という大舞台でどこまで力を発揮できるか、未知数なのは間違いない。
シャドーのところには鎌田大地の起用も考えられるが、そうなると今度はボランチの層の薄さが露呈する。遠藤航はコンディション面に不安を抱えており、残るは佐野海舟と田中碧しかいない。
三笘という強烈な「個」だけでなく、チームとして様々なオプションを失ってしまった感は否めない。もちろん、彼の“代役”は存在しないため、全員でカバーしていく必要があるだろう。
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