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「まだ安心できない…」W杯メンバー選出後に大怪我した選手5人。最後の最後で夢を絶たれた悲劇の男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


W杯直前で怪我を負った選手たち【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開催まで残り1ヶ月を切った。W杯に挑む各国のメンバーが続々と発表され、ボルテージが徐々に上がっているのを感じる。しかし、大会直前の時期こそ怪我による離脱に気をつけなければならない。今回は、メンバー選出後の大事な時期に怪我をしてしまい、離脱を余儀なくされてしまった選手たちをピックアップして紹介する。[2/5ページ]

DF:中山雄太(元日本代表)


元日本代表の中山雄太【写真:Getty Images】



生年月日:1997年2月16日
怪我で辞退となった大会:カタール大会(2022年)
当時の所属クラブ:ハダースフィールド・タウン
2022/23リーグ戦成績:14試合2ゴール0アシスト

 日本代表サポーターにとって、中山雄太の負傷離脱はまさに悲劇であった。

 2015年に柏レイソルのアカデミーからトップチームへと昇格した中山は、中盤の選手並みの保持力と展開力を持つCBとして台頭した。

 2019年夏には日本代表初出場を果たし、直後にオランダのズヴォレへ加入。初の海外挑戦の舞台を掴んでいる。



 異国の地でもスタメンとしてボランチや左SBなど様々なポジションをこなした中山は2021年、イングランド2部のハダースフィールド・タウンへと移籍。順調にステップアップしていた。

 また、代表では東京五輪での活躍によって左SBのレギュラーに定着。長年不動の存在だった長友佑都の高齢化もあり、これからの左SBを支える若手として、カタール大会は飛躍への大きな足掛かりになるはずだった。

 しかし、悪夢は突然訪れる。

 大会1か月前の2022年11月、過密日程の中スタメン出場を続けていた中山は、試合中雨で滑る芝に足を取られ負傷交代。この怪我はアキレス腱負傷 によるものであり、FIFAワールドカップ(W杯)出場は夢と消えてしまった。

 中山はW杯カタール大会後も、2024年に行われたAFCアジアカップのメンバーに名を連ねるなど、代表に必要な存在だったが、3バックへのシステム変更のあおりを受け、次第に存在感は希薄に。

 W杯直前に負った怪我が、その後のキャリアにも影響を与えるほどのインパクトを残してしまった。

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