
W杯直前で怪我を負った選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開催まで残り1ヶ月を切った。W杯に挑む各国のメンバーが続々と発表され、ボルテージが徐々に上がっているのを感じる。しかし、大会直前の時期こそ怪我による離脱に気をつけなければならない。今回は、メンバー選出後の大事な時期に怪我をしてしまい、離脱を余儀なくされてしまった選手たちをピックアップして紹介する。[3/5ページ]
DF:リオ・ファーディナンド(元イングランド代表)

元イングランド代表のリオ・ファーディナンド【写真:Getty Images】
生年月日:1978年11月7日
怪我で辞退となった大会:南アフリカ大会(2010年)
当時の所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)
2009/10リーグ戦成績:13試合0ゴール0アシスト
イングランド代表にとって、主将を務めていたリオ・ファーディナンドの離脱は、全く予期していないものだっただろう。
1995年に17歳の若さでウエストハム・ユナイテッドからデビューした同選手は、期待の大型CBとして期待の存在だった。
2000年に加入したリーズ・ユナイテッドでもリーグを躍進するチームの主軸として活躍し、4600万ユーロ(約82億8000万円)と当時としては超高額の移籍金でマンチェスター・ユナイテッドへ加入している。
ユナイテッドでは、12シーズンの在籍で公式戦455試合に出場。6度のリーグ優勝、2008年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)優勝を含む、19個ものタイトル獲得 に貢献した大レジェンドである。
イングランド代表でも、1997年のデビューを皮切りに、1998年のFIFAワールドカップ(W杯)フランス大会から3大会連続出場を記録している。
ファーディナンドにとって、南アフリカ大会は自身4度目のW杯となるはずだった。
また、同大会では主将ジョン・テリーの不祥事騒動により、副主将を務めていたファーディナンドが主将に昇格。31歳のCBに求められる役割は非常に大きかった。
大会直前に行われた2試合の親善試合もしっかりと消化。しかし、6月4日の練習中に受けたタックルにより左ひざの靱帯を損傷し、離脱を余儀なくされてしまう。
同大会のイングランドはドイツ代表に敗れベスト16で姿を消しているが、ファーディナンドがいたら、結果は変わっていたかもしれない。