
ダラスのAT&Tスタジアム【写真:Getty Images】
2026 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の開催まで1か月を切った。開催地には世界中からサッカーファンが集まり、スタジアム周辺は大きな混雑が予想される。今回は、1試合観戦に必要な日数を3泊4日と仮定し、最もコストパフォーマンスが高い都市をランキング形式で紹介する。※予算の根拠は生活費『Numbeo Cost of Living Current (2026年5月17日) 』/ 宿泊費『Lighthouse Intelligence (2026年1月) 』。航空券・観戦チケットの代金を除き、1ドル=160円で換算[4/5ページ]
2位:ヒューストン

ヒューストンのNRGスタジアム【写真:Getty Images】
会場:NRGスタジアム
予算:$733(約11万7,280円)
食費合計:$180(約2万8,800円)
宿泊費合計:$533(約8万5280円)
試合数:7
アメリカ合衆国において最もコストパフォーマンスが高い都市、ヒューストン。観戦チケットと航空券の代金を除けば、米国内でお得に試合を楽しめる街だ。
その最大の理由は、試合日のホテル代が$187(約2万9920円)と全米開催都市の中で屈指の安値であることだ。通常日も$173(2万7,680円)と低く抑えられており、3泊4日のホテル合計は$533(約8万5280円)にとどまる。
この理由について、アメリカの旅行メディア『SmarterTravel』は「ヒューストン都市圏には10万室以上のホテル客室があるため、大会期間中の宿泊料金は1泊平均$173となっている」と指摘している。
また、『Numbeo』が示すデータにも根拠がある。
ヒューストンの背活費はロサンゼルスと比べて21.5%低く、家賃は38.8%低い。ニューヨークの家賃との比較に至っては、59.6%も安価に落ち着いている。
不動産コストの低さはホテルの運営コストにも直結し、結果として宿泊費用の元値がそもそも他の大都市と比べると低くなっている実態がある。供給量も十分なことからサージ率も抑えられ、急騰リスクも小さいということだ。
なお、サッカー日本代表もヒューストンのNRGスタジアムのピッチを踏む可能性がある。
所属するグループFを2位で通過した場合、グループC(ブラジル代表、モロッコ代表、スコットランド代表、ハイチ代表で構成)の1位と対戦することになる。その会場が、このスタジアムだ。