まもなくFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が開催される。4年に1度のサッカーの祭典では何が起こるかわからない。チーム一丸となって戦わなくては勝利できないが、大会中に仲間割れをしてしまうチームも少なくない。今回は、W杯期間中に内紛が起こってしまった代表チーム5選を紹介する。[3/5ページ]
ガーナ代表
大会:ブラジルワールドカップ
成績:グループリーグ敗退
【期待が大きかったブラジル大会】
ガーナ代表は2006年のドイツ大会でワールドカップ(W杯)初出場。この時、アフリカ唯一のベスト16進出を果たすと、2010年の南アフリカ大会ではベスト8と輝かしい成績を収めた。
そうした過去2大会の実績もあり、3大会連続のW杯となった2014年のブラジルでも期待は大きかった。
しかし、大一番を前にチーム内で事件が起こってしまった。
【何が起きた?】
同大会でのガーナ代表は、グループリーグ初戦のアメリカ合衆国代表戦で敗戦すると、続くドイツ代表戦は引き分け。最終節のポルトガル代表戦に勝利すれば、アメリカ合衆国代表の結果次第で決勝トーナメントに進出することが出来た。
だが、ポルトガル代表戦を前にケヴィン=プリンス・ボアテングが監督と衝突。ボアテングはドイツ紙「SportBild」に対して、「トレーニング中にサリー・ムンタリと冗談を言って笑っていただけ」と話したようだが、これをよく思わなかった監督が2人の会話を止め、ロッカールームに帰らせた。
その後、納得がいかない同選手はトレーニング後に監督に詰め寄ると暴言を吐き、これが問題視されて追放処分になってしまった。
さらに、ガーナサッカー協会から支払われるはずの金銭を巡って、今度はムンタリが役員と衝突。その際に暴力を振るってしまい、ボアテング同様に追放処分となった。
これにより大事な一戦で主力2選手を欠いたガーナ代表は、ポルトガル戦で1-2と敗戦。前2大会では好成績を収めていたが、同大会では1勝も挙げることが出来ずにグループリーグ敗退となった。

