
ジェフユナイテッド千葉でプレーする高橋壱晟【写真:Getty Images】
明治安田J1百年構想リーグEAST・第17節で最下位が確定したジェフユナイテッド千葉。最終節の柏レイソル戦にも敗北し、この半年間の最終成績は3勝3分(3PK負け)12敗と大きく負け越した。それでも、髙橋壱晟は現実を受け入れた上で、チームに明るい未来を見る。(取材・文:石田達也)[2/2ページ]
「勝てなくて苦しい時間ばっかりでしたけど…」

半年間の奮闘はどう実を結ぶか?【写真:Getty Images】
「去年まではコンディションを考えて100%の感覚でやっていましたが、僕のテーマとして、それを超える101%、102%でやっている」と話す。
その上で「去年と違った刺激が入るので、コンディションで上手くいかないことも増えていますが、これを基準にしたい。上を目指すのであればさらにブレずにやっていきたい」と自らの戦うベースを上げていった。
ただ、勝てない時期はマイナスの感情も沸き起こり、メンタル的な負荷はあったはずだ。それでも自分たちが成長し殻を破るためには、必要なシーズンだったと言う。
「悔しい思いがないと、人は強くなれないと思うし、それがあるから負けたくないって思えるし、強くならなきゃいけないし、強いチームが正義と言われる世界なので、そこを目指さなければいけないと思っています」
絶対に強くなるーー。それもまた髙橋が心に秘める本気の思いである。
「僕を含めてJ1初挑戦の選手もたくさんいました。だからこそ今、持っている自分たちの力で戦ったので、すごい濃い時間だったと思います。もちろん勝てなくて苦しい時間ばっかりでしたけど、それを僕らの糧にして進みたいと思っています」
プレーオフラウンドとその先のシーズンに向け、自分たちの伸びしろを信じチャレンジを続けていく。とんでもない振れ幅を見せてくれる。そんな予感もある。
(取材・文:石田達也)
【著者プロフィール:石田達也】
千葉県出身。浦和や千葉を中心にJリーグやアマチュアスポーツまで幅広く取材。サッカー専門誌、地域情報誌などにも多数寄稿。「職業サッカークラブ社長」(ベースボール・マガジン社)などの書籍編集を担当。「浦和ACL戦紀」(ELGOLAZO BOOKS)共著がある。
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