
髪型に特徴があったW杯出場選手たち【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)の開幕が日本時間6月12日に迫っている。スタジアムを訪れたサポーターや画面越しに観戦するファンがスター選手たちのプレーに魅了される1カ月が幕を開けるが、過去の大会を振り返ると人々の注目が選手の“見た目”にも集まった事例がいくつか存在する。今回は、奇抜な髪型でW杯を沸かせた選手を5人紹介する。[2/5ページ]
FW:ロナウド

元ブラジル代表FWロナウド【写真:Getty Images】
生年月日:1976年9月22日
代表チーム:ブラジル代表
該当するW杯:日韓FIFAワールドカップ(2002年)
【得点王に輝いた怪物】
“怪物”と称された選手は数多くいても、真の意味で怪物的だったのはロナウドだけかもしれない。
圧倒的な決定力でゴールを量産した稀代のストライカーは、日韓ワールドカップ(W杯)で8得点を挙げ得点王に輝き、ブラジル代表の通算5回目のW杯制覇に貢献した。
右膝の大怪我からの復活直後にW杯を制しただけでも大きな注目に値するが、日韓W杯におけるロナウドはもう1つ見逃せない注目ポイントがあった。
その風貌は多くのサッカーファンの頭の中に「?」を生み出したに違いない。
【史上最悪の髪型と不評】
坊主頭が印象的だったロナウドが、日韓W杯期間中に前髪のみを三角形に残して残りの髪を全部剃ってしまったからだ。開催地の日本ではドラマ『子連れ狼』にちなんで“大五郎カット”と呼ばれ、大きな反響を呼んだ。
本人はこのニューヘアスタイルを気に入っていたようだが、周囲からは不評。自分の息子からは「変」と一刀両断され、ブラジル代表のキャプテンだったカフーからは「史上最悪の髪型」とまで言われた。
なお、後にロナウドは準決勝・トルコ代表戦を前に負った足の負傷から母国メディアの注目をそらすために奇抜な髪型にしたことを明かしている。
また、髪型の由来は『子連れ狼』ではなく、ブラジルの人気漫画に登場する男の子「カスコン」から着想を得ているようだ。
日韓W杯から20年近く経った際には「息子が僕の髪型を真似てしまった全ての母親に謝罪する」(2021年3月31日/アメリカ誌『Sports Illustrated』)と、まさかの謝罪発言を残している。