
【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの欧州各国リーグが結末を迎えた。22年ぶりにプレミアリーグを制したアーセナルのように充実したシーズンを過ごしたクラブがある一方で、期待されながら大きく低迷したクラブも存在する。今回は、25/26シーズンにおいて期待外れに終わったチームをピックアップして紹介する。[3/5ページ]
チェルシー(イングランド)

チェルシーFWジョアン・ペドロ【写真:Getty Images】
25/26リーグ最終順位:10位
監督:エンツォ・マレスカ→リアム・ロシニアー→ カラム・マクファーレン(暫定)
【クラブW杯制覇がピーク】
チェルシーは昨夏に行われたFIFAクラブワールドカップ(クラブW杯)で優勝を飾った。
その勢いのまま2025/26シーズンを戦うことが期待されたが、結果は欧州カップ戦出場権を逃す10位でのフィニッシュに終わった。
エンツォ・マレスカ監督は11月にプレミアリーグの月間最優秀監督に選出されたものの、12月の過密日程で1勝3分2敗とまさかの失速。チームは徐々に順位を落としていった。
イギリス『BBC』などによると、試合のスタメン選考などにも口を出すクラブ首脳陣の体制に不満を募らせ、双方の対立が表面化したという。そして、1月1日に解任となった。
後任にはリーグ・アンのストラスブールを率いていたリアム・ロシニアーを招聘したが、プレミアリーグ第30節から第34節にかけて無得点のまま5連敗を喫した。これは1912年以来のクラブワースト記録となり、ロシニアーは就任から106日で解任された。
【未熟な選手たち】
その後はカラム・マクファーレン暫定体制に移行したが、チームはさらに順位を下げた。
勝利すれば来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得できた最終節のサンダーランド戦にも敗戦。さらにFAカップ決勝でもマンチェスター・シティに敗れ、来季の欧州カップ戦出場権を逃した。
シーズンを通して露呈したのが、選手たちの未熟さだった。
3月の代表ウィーク中にエンソ・フェルナンデスがレアル・マドリード移籍を希望する発言をしたほか、チーム全体で8度の退場処分を受けるなど、軽率な言動やプレーが目立った。
それらがピッチ内外の混乱を招き、低迷の一因となったと考えられる。