
【写真:Getty Images】
2025/26シーズンの欧州各国リーグが結末を迎えた。22年ぶりにプレミアリーグを制したアーセナルのように充実したシーズンを過ごしたクラブがある一方で、期待されながら大きく低迷したクラブも存在する。今回は、25/26シーズンにおいて期待外れに終わったチームをピックアップして紹介する。[5/5ページ]
リヴァプール(イングランド)

リヴァプールMFフロリアン・ヴィルツ【写真:Getty Images】
25/26リーグ最終順位:5位
監督:アルネ・スロット
【思い返せば凄かった大型補強】
今シーズンのリヴァプールには大きな期待が寄せられていた。
リーグ優勝を果たした昨季のオフには、4億8135万ユーロ(約890億4975万円)もの移籍金を投じ、クラブ史上最高額となる大型補強を敢行した。
ドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツとスウェーデン代表FWアレクサンデル・イサクを1億ユーロ超の移籍金で獲得したほか、フランス代表FWウーゴ・エキティケ、ハンガリー代表DFミロシュ・ケルケズ、オランダ代表DFジェレミー・フリンポンら即戦力級の選手を加えた。
一方で、クラブ生え抜きのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドがフリートランスファーで退団。さらにコロンビア代表FWルイス・ディアスやイングランド代表DFジャレル・クアンサーも新天地を求めて去り、その穴を十分に埋められないままシーズン開幕を迎えた。
【失点が止まらない…】
序盤こそ開幕5連勝と最高のスタートを切ったが、プレミアリーグ第6節からまさかの4連敗を喫する。アルネ・スロット体制2年目を迎えたことで攻守のバランスが崩れ、相手を上回る得点力に頼る戦い方でしか勝機を見いだせなくなった。
さらに、CBはフィルジル・ファン・ダイクとイブラヒマ・コナテの2人以外に計算できる存在がおらず、両者への負担が増大。その影響もあって失点数は大幅に増加し、38試合制のプレミアリーグではワーストとなる53失点を記録した。
いびつなスカッド構成は徐々にチームの歪みを生み出し、シーズン終盤にはさらに失速。リーグ戦最後の4試合を未勝利で終えると、獲得勝ち点は前シーズンから24ポイント減となる60にとどまった。
それでもUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を確保できたことは数少ない救いだった。
しかし、シーズン終了直後にスロット監督は解任。大型補強を敢行したにもかかわらず、期待を大きく裏切るシーズンとなった。
【著者プロフィール:編集部】
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【了】
