FIFAワールドカップ(W杯)は、世界中のサッカー選手が憧れる最高峰の舞台だ。そのピッチに立つだけでも偉業だが、親子二代にわたって出場を果たした選手となれば、その数はごくわずかしか存在しない。そこで今回は、それぞれの時代で母国を背負い、ともにW杯のピッチに立った親子を紹介する。[2/5ページ]
テュラム親子
リリアン・テュラム(フランス代表)
生年月日:1972年1月1日
代表通算出場:142試合出場/2ゴール0アシスト
W杯メンバー選出:フランス大会(1998年)、日韓大会(2002年)、ドイツ大会(2006年)
マルクス・テュラム(フランス代表)
生年月日:1997年8月6日
代表通算出場:34試合出場/3ゴール5アシスト
W杯メンバー選出:カタール大会(2022年)、北中米大会(2026年)
【父親はサッカー史に…】
親子でフランス代表入りを果たし、しかも正反対のポジションでW杯の舞台に立ったのがリリアン・テュラムとマルクス・テュラムの親子だ。
父のリリアンは言わずと知れた名ディフェンダー。現役時代は右サイドバックとセンターバックを主戦場に、パルマやユベントスなどで世界屈指の守備職人として名を馳せた。
レ・ブルーの一員としては、1998年のフランス大会から2006年のドイツ大会まで3大会連続でW杯に出場している。
フランス代表通算142試合出場は、ウーゴ・ロリスに次ぐ歴代2位の記録である。代表キャリアで挙げた2ゴールはいずれも1998年フランス大会準決勝のクロアチア代表戦で生まれたもので、母国を初優勝へ導く大仕事となった。
【息子は名門で…】
その息子であるマルクスは、父とは対照的にスピードとパワーを兼ね備えたストライカーへ成長した。
ボルシア・メンヒェングラートバッハやインテルで実績を積み重ねると、フランス代表でも存在感を高め、2022年カタール大会では決勝進出に貢献。今夏行われる北中米大会のメンバーにも選出されている。
ちなみに次男のケフレンもユベントスでプレーするプロサッカー選手だ。こちらはミッドフィルダーとして活躍しているが、北中米大会のメンバー入りは叶わなかった。

