
アルゼンチン代表 選手名鑑【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、14大会連続19回目の出場となるアルゼンチン代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[5/6ページ]
フォワード
リオネル・メッシ(背番号10)
生年月日:1987年6月24日(38歳)
所属クラブ:インテル・マイアミ(アメリカ)
2026リーグ戦成績:14試合出場/12得点7アシスト
代表通算成績:198試合出場/116得点64アシスト
説明不要の世界最高峰プレーヤー。今大会でピッチに立てば、前人未到となる6度目のW杯出場を果たす。前回のカタールW杯では唯一手にしていなかったタイトルを獲得し、“神の子”から“神”になった。大会期間中に39歳を迎えるレジェンドは、通算13ゴールを記録しており、あと4ゴールで歴代最多得点記録を更新する。ただ、5月24日のリーグ戦で左ハムストリングの疲労が報じられ、大事には至らなかったが、コンディション面には不安が残る。アルゼンチン代表の連覇には欠かせない存在であることは間違いなく、神の左足で再び世界の頂点へ導けるか。
ジュリアーノ・シメオネ(背番号17)
生年月日:2002年12月18日(23歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
25/26リーグ戦成績:31試合出場/4得点6アシスト
代表通算成績:11試合出場/1得点0アシスト
ディエゴ・シメオネ監督の息子として知られるサイドアタッカー。父が指揮を執るアトレティコ・マドリードでプレーしており、親子で同じクラブに在籍している。3兄弟全員がサッカー選手というサッカー一家の末っ子で、父とは異なり兄弟全員がFWだ。2024年11月にアルゼンチン代表デビューを果たすと、その後は継続して招集を受けている。昨年3月のブラジル代表戦ではA代表初ゴールも記録。本職の右ウイングにはリオネル・メッシが君臨しているため途中出場が中心だが、持ち前の運動量と突破力は大きな武器。父が果たせなかった世界制覇を成し遂げられるか。
ラウタロ・マルティネス(背番号22)
生年月日:1995年10月7日(30歳)
所属クラブ:インテル(イタリア)
25/26リーグ戦成績:30試合出場/17得点6アシスト
代表通算成績:75試合出場/36得点11アシスト
ゴール前での決定力は世界トップクラスのストライカー。インテルでは今季セリエA得点王に輝き、クラブ通算175ゴールを記録するなど、歴代3番目として名を刻んでいる。174cmと大柄ではないが、強靭な体幹と優れたシュート技術を武器に、難しい体勢からでもゴールを奪えるのが最大の魅力だ。一方で、アルゼンチン代表ではフリアン・アルバレスという強力なライバルの存在もあり、不動のスタメンとはなり切れていない。前回のカタールW杯は無得点に終わっただけに、北中米大会で待望のW杯初ゴールを記録できるか注目だ。
ホセ・マヌエル・ロペス(背番号21)
生年月日:2000年12月6日(25歳)
所属クラブ:パルメライス(ブラジル)
2026リーグ戦成績:17試合出場/6得点3アシスト
代表通算成績:3試合出場/0得点1アシスト
ブラジルリーグ屈指の得点力を誇る点取り屋。パルメイラスでゴールを量産し、ゴール前での決定力と優れたポジショニングを武器に評価を高めてきた。2025年10月にアルゼンチン代表デビューを飾ると、わずか3試合の出場ながら今大会のメンバーに滑り込んだ。メンバー発表当日の午前7時から所属クラブの試合があり、その15分前に自身の選出が発表されていたものの、本人はその事実を知らなかった。試合後のインタビューで記者から知らされ、初めて選出を知ったという。ちなみに、その試合では3アシストを記録し、存在感を示していた。
フリアン・アルバレス(背番号9)
生年月日:2000年1月31日(26歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
25/26リーグ戦成績:29試合出場/8得点4アシスト
代表通算成績:51試合出場/14得点4アシスト
アルゼンチンが誇る世界基準のCF。リーベル・プレートでの活躍が高く評価され、ペップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスター・シティへ移籍。アーリング・ハーランドと同時期の加入だったこともあり目立ちにくかったが、得点力だけでなく前線からの守備やチャンスメイクもこなせる万能型FWとして存在感を発揮。また、セットプレーのキッカーを務めている。昨季からはアトレティコ・マドリードでプレー。アルゼンチン代表ではカタールW杯直前に定位置を掴み、本大会で4ゴールを挙げて世界制覇に貢献した。連覇が懸かる今大会でも、中心選手として活躍が期待される。
チアゴ・アルマダ(背番号16)
生年月日:2001年4月26日(25歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード(スペイン)
25/26リーグ戦成績:27試合出場/3得点1アシスト
代表通算成績:14試合出場/4得点3アシスト
昨年7月にアトレティコ・マドリードへ加入した左WG。北中米W杯南米予選では6試合で3ゴール2アシストを記録。アルゼンチン代表の14大会連続19度目の本大会出場に大きく貢献した。2024年のパリ五輪ではU-23アルゼンチン代表の一員としてプレーし、グループリーグで2ゴールをマークして決勝トーナメント進出に導いている。前回のカタールW杯では大会直前の負傷者発生に伴い追加招集され、歯医者にいる最中に代表入りの連絡を受けたという。今大会は、追加枠ではなく、正式に26人の中に入った。約3年半前より成長している姿を見せることはできるのか。
ニコ・パス(背番号18)
生年月日:2004年9月8日(21歳)
所属クラブ:コモ(イタリア)
25/26リーグ戦成績:35試合出場/12得点7アシスト
代表通算成績:8試合出場/1得点1アシスト
世界中から注目を集める期待の若手アタッカー。元サッカー選手の父が所属していたCDテネリフェの下部組織で育ち、その後レアル・マドリードのアカデミーへ加入した。しかし、タレント揃いのトップチームでは出場機会を確保できず、2024年8月にコモへ移籍。セスク・ファブレガス監督の下で才能を開花させ、今季はリーグ戦35試合で12ゴール7アシストを記録した。アルゼンチン代表での出場はまだ8試合ながら、左足の技術、創造性あふれるドリブルはすでに一級品。“メッシの後継者”候補は、北中米W杯で一気に世界へ羽ばたけるか。
