
チェコ代表 選手名鑑【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、5大会ぶり2回目の出場となるチェコ代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[4/6ページ]
ミッドフィルダー

チェコ代表MFパヴェル・シュルツ【写真:Getty Images】
トマーシュ・ソウチェク(背番号22)
生年月日:1995年2月27日(31歳)
所属クラブ:ウェストハム・ユナイテッド
25/26リーグ戦成績:35試合出場/5得点0アシスト
代表通算成績:90試合出場/17得点5アシスト
プレミアリーグ通算300試合出場を目前に控える中盤の柱。192cmの長身を生かした空中戦の強さを武器とし、攻守両面で大きな存在感を放つ。チェコ年間最優秀選手に4度選出された実績を持つなど、その実力はチーム屈指だ。しかし、ワールドカップ(W杯)欧州予選のジブラルタル代表戦後には、サポーターへの対応を巡る問題によりキャプテンの座を剥奪される処分を受けた。
ミハル・サディーレク(背番号18)
生年月日:1999年5月31日(26歳)
所属クラブ:スラヴィア・プラハ
25/26リーグ戦成績:25試合出場/1得点5アシスト
代表通算成績:35試合出場1/得点3アシスト
豊富な運動量と高い戦術理解度を兼ね備えたセントラルMF。中盤の底から攻守のバランスを整え、ボール奪取やセカンドボール回収で存在感を発揮する。正確なパスでビルドアップを支えるだけでなく、積極的な前進守備で相手のリズムを崩せるのも強みだ。豊富な国際経験を持ち、チェコ代表では中盤の潤滑油として重要な役割を担う。献身性と安定感を武器に、チームを支える欠かせない存在である。
ルカーシュ・チェルフ(背番号12)
生年月日:2001年4月10日(25歳)
所属クラブ:ヴィクトリア・プルゼニ
25/26リーグ戦成績:29試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:17試合出場/2得点2アシスト
ヴィクトリア・プルゼニでキャプテンを務めるセントラルMF。中盤の底から攻守のバランスを整え、ボール奪取やセカンドボール回収で存在感を発揮する。また、エリア外から放つ思い切りの良いミドルシュートも武器のひとつだ。派手さこそないものの、豊富な運動量と献身的なプレーでチームを支える縁の下の力持ちとして、欠かせない役割を担う。
ヒューゴ・ソフフルェク(背番号25)
生年月日:2008年6月7日(18歳)
所属クラブ:スパルタ・プラハ
25/26リーグ戦成績:6試合出場/0得点2アシスト
代表通算成績:1試合出場0/得点0アシスト
17歳(メンバー選出時点)にしてチェコ代表入りを果たした期待のセントラルMF。中盤でゲームを組み立てる能力に優れ、正確な配球と状況判断で攻撃の起点となる。守備面でも献身的にプレーできる現代型ミッドフィールダーで、攻守両面で高いポテンシャルを秘める。スパルタ・プラハの下部組織で育ち、2026年2月にトップチームデビューを果たすと、その才能が評価されてワールドカップ(W杯)メンバーにも選出。チェコサッカー界の未来を担う逸材として大きな期待を集めている。
アレクサンドル・ソイカ(背番号24)
生年月日:2003年4月2日(23歳)
所属クラブ:ヴィクトリア・プルゼニ
25/26リーグ戦成績:28試合出場/1得点2アシスト
代表通算成績:2試合出場/0得点0アシスト
戦術理解に優れたセントラルMF。188cmの恵まれた体格を生かした球際の強さに加え、中盤で攻守のバランスを整える能力にも優れる。ヴィクトリア・プルゼニの下部組織で育ち、レンタル移籍先で経験を積みながら着実に成長。今季はトップチームで出場機会を増やし、その活躍が評価されて5月31日に行われたコソボ代表戦で代表デビューを果たした。
ヴラディミール・ダリダ(背番号8)
生年月日:1990年8月8日(35歳)
所属クラブ:フラデツ・クラーロヴェー
25/26リーグ戦成績:29試合出場/10得点6アシスト
代表通算成績:79試合出場/8得点10アシスト
経験豊富なベテランMF。EURO2020を最後に代表を引退したが、ミロスラフ・コウベク監督とパベル・ネドベドの説得により代表復帰を決意した。攻守両面で献身的にプレーし、中盤のバランスを整える役割を担う。現在はフラデツ・クラーロヴェーでプレーし、その経験値とリーダーシップでチームを牽引。キャリアハイとなるシーズン10ゴールを記録した。代表でも精神的支柱として大きな存在感を放つベテランである。
デイビット・ドウデラ(背番号21)
生年月日:1998年5月31日(28歳)
所属クラブ:スラヴィア・プラハ
25/26リーグ戦成績:20試合出場/1得点4アシスト
代表通算成績:17試合出場/2得点4アシスト
豊富な運動量と高い攻撃能力を武器とするサイドアタッカー。アップダウンを繰り返し、攻撃では鋭いオーバーラップやクロスでチャンスを演出する。守備でも献身的なプレーを見せ、球際の強さと粘り強い対応で対面する相手に自由を与えない。現在はチェコの名門スラヴィア・プラハで主力として活躍。攻守両面で高い水準を発揮し、チェコ代表でも欠かせない戦力となっている。
パヴェル・シュルツ(背番号15)
生年月日:2000年12月29日(25歳)
所属クラブ:オリンピック・リヨン
25/26リーグ戦成績:27試合出場/11得点3アシスト
代表通算成績:21試合出場/5得点3アシスト
得点力と創造性を兼ね備えた攻撃的MF。トップ下を主戦場に、卓越したボールコントロールと鋭いラストパスでチャンスを演出する。ゴール前への飛び出しにも優れ、自ら得点を奪えるのが大きな強みだ。若くしてチェコ国内リーグで頭角を現し、現在はリヨンでプレー。攻撃の中心として違いを生み出せる存在であり、2025年にはチェコ年間最優秀選手に選ばれた。
デニス・ヴィシンスキー(背番号26)
生年月日:2003年3月21日(23歳)
所属クラブ:ヴィクトリア・プルゼニ
25/26リーグ戦成績:23試合出場/6得点2アシスト
代表通算成績:2試合出場/1得点0アシスト
今季大きく飛躍を遂げたアタッカー。左右のウイングやトップ下をこなし、鋭いドリブルと積極的な仕掛けで局面を打開する。ヴィクトリア・プルゼニ移籍後は主力に定着し、リーグ戦と欧州カップ戦の両方で結果を残した。その活躍が認められ、チェコ代表にも初招集。ミロスラフ・コウベク監督の抜擢に応えたいところだ。