
スウェーデン代表、選手名鑑【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、2大会ぶり13回目の出場となるスウェーデン代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[2/6ページ]
センターバック
ヴィクトル・リンデロフ(背番号3)
生年月日:1994年7月17日(31歳)
所属クラブ:アストン・ヴィラFC(イングランド)
25/26リーグ戦成績:17試合0得点1アシスト
代表通算成績:75試合3得点1アシスト
SLベンフィカ(ポルトガル)やマンチェスター・ユナイテッドFC(イングランド)といった欧州の名門クラブで活躍した実績を持つセンターバック。ヴィクトル・リンデロフは冷静な守備対応を売りにしており、感情に左右されず相手エースに対峙する様子から“アイスマン”の異名を取っている。スウェーデン代表ではキャプテンを任されており、最終ラインからチームを束ねている。また、ピッチ外でも優秀な“ディフェンダー”ぶりを披露しており、2020年8月には地元で強盗犯を追跡して警察に引き渡している。
ヒャルマル・エクダル(背番号14)
生年月日:1998年10月21日(27歳)
所属クラブ:バーンリーFC(イングランド)
25/26リーグ戦成績:19試合0得点0アシスト
代表通算成績:11試合0得点1アシスト
ヒャルマル・エクダルは、高さと上手さを兼ね備えたセンターバックだ。187cmの身長を活かした空中戦の強さは圧巻で、単純なクロスボールではエクダルという“壁”を攻略することはできない。また、大柄な選手の割には足元の技術にも長けており、最終ラインからつなぎに参加できる点は魅力的だ。一方、スピードにはやや難があり、プレミアリーグ(イングランド1部リーグ)でも快足アタッカータイプの相手には手を焼いている。
イサク・ヒエン(背番号4)
生年月日:1999年1月13日(27歳)
所属クラブ:アタランタBC(イタリア)
25/26リーグ戦成績:28試合1得点0アシスト
代表通算成績:27試合0得点1アシスト
イサク・ヒエンの経歴は少々変わっている。スウェーデン代表と所属クラブのアタランタBC(イタリア)では主力センターバック(CB)として活躍しているが、プロ入り後しばらくはフォワードとしてプレーしていた。本格的に最終ラインを任されるようになったのは21歳の頃。今では191cmの身長を活かした空中戦を強みとする屈強なCBとして鳴らしている。近年は代表チームでキャプテンマークを巻く機会も増え、精神的支柱としてチームメイトを束ねている。
グスタフ・ラガービエルケ(背番号2)
生年月日:2000年4月10日(26歳)
所属クラブ:SCブラガ(ポルトガル)
25/26リーグ戦成績:28試合2得点0アシスト
代表通算成績:9試合2得点1アシスト
スウェーデン代表の多くの選手と同様に、グスタフ・ラガービエルケも屈強なフィジカルを持ち合わせている。センターバックを主戦場とするラガービエルケは身長191cm。サッカー日本代表は、この男が鎮座する最終ラインに単純なハイボールを入れることだけは避けた方がいいだろう。欧州予選プレーオフでは全2試合に先発フル出場。決勝のポーランド代表戦では高い打点のヘディング弾を突き刺し、スウェーデン代表の2026 FIFAワールドカップ出場に貢献した。
エリック・スミス(背番号20)
生年月日:1997年1月8日(29歳)
所属クラブ:FCザンクトパウリ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:27試合2得点2アシスト
代表通算成績:0試合0得点0アシスト
エリック・スミスは、多様なポジションでのプレーが可能なマルチロールプレイヤーだ。本職はセンターバックだが、FCザンクトパウリ(ドイツ)ではボランチも担当。配球の巧みさを活かし、中盤の底から試合を作ることができる。この能力はもちろん最終ラインに入った際にも効果を発揮。スウェーデン代表が欧州予選プレーオフの時のように3バックを採用するのであれば、ザンクトパウリで同じ3バックに慣れているスミスは水を得た魚の如く活躍できるかもしれない。
カール・スタルフェルト(背番号15)
生年月日:1995年6月1日(30歳)
所属クラブ:セルタ・デ・ビーゴ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:19試合0得点0アシスト
代表通算成績:17試合0得点0アシスト
深刻な腰の負傷により2026 FIFAワールドカップの招集メンバー入りが危ぶまれていたが、カール・スタルフェルトは何とかスウェーデン代表に戻ってくることができた。センターバックを主戦場とするスタルフェルトの最大の武器は、前線の選手と見間違うほどのパスセンス。2025/26シーズンはセルタ・デ・ビーゴ(スペイン)でパス成功率95.9%という驚異の数値を叩き出している。最終ラインからのビルドアップを安定させたければ、グレアム・ポッター監督は腰の爆弾というリスクを承知でこの男を起用するべきだろう。
