FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、4大会ぶり4回目の出場となる南アフリカ代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月10日時点。[2/6ページ]
ミッドフィルダー
テボホ・モコエナ(背番号4)
生年月日:1997年1月24日(29歳)
所属クラブ:マメロディ・サンダウンズ
25/26リーグ戦成績:23試合出場/4得点2アシスト
代表通算成績:51試合出場/9得点3アシスト
南アフリカ代表の「心臓」とも言える中盤のキーマン。豊富な運動量と正確なパスでの展開力、さらにミドルシュートや直接FKにも優れたオールラウンダーだ。2025年3月に行われた今大会予選のレソト戦では、出場停止処分を受けていたにもかかわらず出場し、試合は無効扱いで0-3の敗戦裁定に。国内では厳しい批判を受けたが、最終的には本大会出場権を確保。久々のW杯出場について本人は「嬉しさよりも、安堵の気持ちが勝った」という。
サレンテ・ムバタ(背番号5)
生年月日:2000年3月6日(26歳)
所属クラブ:オーランド・パイレーツ
25/26リーグ戦成績:22試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:15試合出場/3得点0アシスト
攻守両面で高い貢献度が期待できるボランチ。豊富な運動量を土台に、保持時・非保持時の両局面で的確に顔を出し、リンクマンおよびフィルター役として機能する。今季は所属するオーランド・パイレーツのリーグ優勝に大きく貢献した。今大会予選のルワンダ戦では、相手GKが反応できないほどの強烈な弾丸ミドルシュートを叩き込むなど、長距離からの得点力も大きな武器だ。名前の「ムバタ」は現地の言葉で「才能」という意味。
センバ・ズワネ(背番号11)
生年月日:1989年8月3日(36歳)
所属クラブ:マメロディ・サンダウンズ
25/26リーグ戦成績:15試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:54試合出場/12得点4アシスト
チーム最年長の大ベテラン。20代の頃はドリブルとパスを武器にした得点力のあるワイドアタッカーとして活躍し、近年はトップ下を主戦場としている。直近の数シーズンは度重なる負傷の影響もあり、10年以上在籍するマメロディ・サンダウンズでも途中出場が中心で出場機会は限られているが、ピッチ内外でのプロフェッショナルな姿勢から若手のロールモデルとして高く評価されている。今大会ではジョーカー的な存在として期待される。
ヤヤ・シトレ(背番号13)
生年月日:1999年3月3日(27歳)
所属クラブ:トンデラ(ポルトガル)
25/26リーグ戦成績:26試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:28試合出場/1得点4アシスト
18歳でポルトガルへ渡ったため、今大会の代表選手の中で唯一、南アフリカ国内リーグでのプレー経験を持たない大型ボランチ。身長197cmの恵まれた体格と長いリーチを活かしたボール奪取が最大の武器だ。深い位置での守備的役割を担い、展開力に優れるテボホ・モコエナとの中盤での補完性も高い。本名はスフェフェロ・シトレだが、その体格やプレースタイルが元コートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレに似ていることから「ヤヤ」の愛称で親しまれている。
ジェイデン・アダムス(背番号23)
生年月日:2001年5月5日(25歳)
所属クラブ:マメロディ・サンダウンズ
25/26リーグ戦成績:23試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:6試合出場/1得点0アシスト
ボールテクニックに優れた司令塔。相手の厳しいプレッシャーを巧みな技術でかわし、前線へのキラーパスで決定的なチャンスを演出する。所属クラブでも不動の存在で、その才能に疑いの余地はない一方、代表キャップは多くない。その背景には、2024年の代表活動期間中に遅刻をしたことが影響しており、厳格なウーゴ・ブロース監督の判断で約1年間代表から外されていた経緯がある。今年3月に1年ぶりに復帰してW杯メンバー入りを果たす。

