
スペイン代表、選手名鑑【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎える。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦するのだろうか。今回は、13大会連続17回目の出場となるスペイン代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[4/6ページ]
ミッドフィルダー
スペイン代表MFペドリ【写真:Getty Images】
ロドリ(背番号16)
生年月日:1996年6月22日(29歳)
所属クラブ:マンチェスター・シティ
25/26リーグ戦成績:21試合出場/1得点0アシスト
代表通算成績:61試合出場/4得点2アシスト
2024年にバロンドール受賞を果たした世界最高峰のアンカー。2024/25シーズンには右膝前十字靭帯断裂の大怪我を負い、長期離脱を余儀なくされたが見事復帰を果たした。コンディションさえ万全であれば、スペイン代表における絶対的な存在として中盤の軸に据えられるのは間違いない。また、真面目な性格でも知られ、大学では経営学を専攻。ピッチ内外で卓越した判断力を発揮し、ゲームコントロールと知性を兼ね備えた稀有な存在となっている。
マルティン・スビメンディ(背番号18)
生年月日:1999年2月2日(27歳)
所属クラブ:アーセナル
25/26リーグ戦成績:38試合出場/5得点1アシスト
代表通算成績:25試合出場/3得点1アシスト
アーセナル加入1年目からリーグ戦全試合に出場し、大車輪の活躍を見せた世界屈指のアンカー。高いサッカーIQを活かした絶妙なポジショニングと、テンポよくパスを散らして試合をコントロールする能力はワールドクラスにある。また、181cmと決して大柄ではないものの、読みの鋭さと身体の使い方に優れ、空中戦でも強さを発揮。クラブでも代表でも欠かせない存在だ。
ペドリ(背番号20)
生年月日:2002年11月25日(23歳)
所属クラブ:バルセロナ
25/26リーグ戦成績:29試合出場/2得点9アシスト
代表通算成績:40試合出場/5得点4アシスト
スペイン代表の心臓。卓越した技術と戦術眼でチームを操る中盤の核だ。かつては度重なる負傷に悩まされたが、直近のシーズンではコンディションを取り戻し、世界最高のMFと評されるパフォーマンスを披露している。代表では前回のカタール大会でベスト16敗退を喫し、さらにUEFAユーロ2024(欧州選手権)では準々決勝のドイツ代表戦で負傷離脱。以降はピッチに立つことができなかった。個人では悔しさを味わっただけに、今大会に懸ける思いは誰よりも強いはずだ。
ミケル・メリーノ(背番号6)
生年月日:1996年6月22日(29歳)
所属クラブ:アーセナル
25/26リーグ戦成績:22試合出場/4得点3アシスト
代表通算成績:41試合出場/10得点5アシスト
攻守両面で高い完成度を誇る万能型MF。今季中盤には、右足の怪我により、長期離脱を余儀なくされた。代表では、昨年9月のトルコ代表戦でハットトリックを記録するなど、点取り屋としての一面も見せる。試合展開に応じて重要なオプションとなれる存在だけに、開幕までにどこまでコンディションを高められるかが鍵となりそうだ。
ファビアン・ルイス(背番号8)
生年月日:1996年4月3日(30歳)
所属クラブ:パリ・サンジェルマン
25/26リーグ戦成績:20試合出場/1得点4アシスト
代表通算成績:41試合出場/6得点12アシスト
卓越したテクニックを武器に試合をコントロールするレフティ。繊細なボールタッチと長短のパスでリズムを生み出すだけでなく、推進力のあるドリブルでボールを前進させることもできる。スペイン代表では中盤の軸としてゲームメイクを担う存在だ。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)連覇の勢いそのままに、ワールドカップ(W杯)制覇を狙う。
ガビ(背番号9)
生年月日:2004年8月5日(21歳)
所属クラブ:バルセロナ
25/26リーグ戦成績:11試合出場/0得点1アシスト
代表通算成績:28試合出場/5得点4アシスト
闘争心あふれるプレーでチームに勢いをもたらすファイター。近年は怪我の影響で長期離脱を繰り返したものの、不屈の闘志で代表復帰を果たした。攻守両面で高い強度を発揮しながら、繊細な技術も兼備する万能型MFだ。前回のカタール大会では18歳の若さで出場し、初戦のコスタリカ代表戦では右足アウトサイドで鮮やかなゴールを決め、世界に強烈なインパクトを残した。
ダニ・オルモ(背番号10)
生年月日:1998年5月7日(27歳)
所属クラブ:バルセロナ
25/26リーグ戦成績:33試合出場/7得点8アシスト
代表通算成績:48試合出場/12得点10アシスト
足元の技術に優れた、ラ・マシア(バルセロナの育成機関)出身の攻撃的ミッドフィルダー。狭い局面でもボールを失わない繊細なコントロールと判断力で、攻撃にリズムをもたらす存在だ。前回のカタール大会では、初戦のコスタリカ代表戦で先制ゴールを挙げてチームを勢いづけた。昨夏、バルセロナのプレシーズンツアーで来日した際には、オフを利用してチームメイトと電車で京都観光へ。リラックスした様子をSNSに投稿し、日本を満喫する姿が話題となった。
アレックス・バエナ(背番号15)
生年月日:2001年7月20日(24歳)
所属クラブ:アトレティコ・マドリード
25/26リーグ戦成績:試合出場/得点アシスト
代表通算成績:15試合出場/2得点0アシスト
昨夏、アトレティコ・マドリードに加入したチャンスメーカー。加入1年目はビジャレアル時代に見せていた輝きを継続的に発揮したとは言い難く、波のあるシーズンとなった。それでも、狭い局面を打開するドリブルや創造性あふれるラストパスといったテクニックはチーム屈指。攻撃に変化とアクセントをもたらせる貴重な存在であり、試合の流れを一瞬で変えるポテンシャルを秘めている。コンディションと安定感が伴えば、より大きなインパクトを残す可能性は十分にある。