FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が現地時間6月11日に開幕を迎えた。48チームが参加して全104試合が開催される史上最大規模の世界大会には、果たしてどのような選手たちが参戦しているのだろうか。今回は、7大会連続9回目の出場となるポルトガル代表の招集メンバー26人と基本フォーメーションを紹介する。※成績は6月1日時点。[5/6ページ]
フォワード
クリスティアーノ・ロナウド(背番号7)
生年月日:1985年2月5日
所属クラブ:アル・ナスル(サウジアラビア)
25/26リーグ戦成績:29試合26ゴール3アシスト
代表通算成績:226試合143ゴール44アシスト
代表通算歴代トップの143ゴール、キャリア通算1000ゴールが目前に迫る史上最高のストライカー。41歳となり、衰えを感じる場面も増えたが、ゴール前の嗅覚はいまだ健在で、今季はサウジ移籍後初タイトルを獲得した。代表では昨年のネーションズリーグで3試合連続得点を記録しており、今大会も当然主力としての活躍が求められる。自身6度目のW杯となるが、ノックアウトステージの得点は未だない。唯一残ったタイトル獲得に向け、キャリアの集大成が始まる。
ゴンサロ・ラモス(背番号9)
生年月日:2001年6月20日
所属クラブ:パリ・サンジェルマン(フランス)
25/26リーグ戦成績:29試合6ゴール1アシスト
代表通算成績:24試合10ゴール3アシスト
前回大会でハットトリックを記録し、一気にクリスティアーノ・ロナウドの後継者に名乗りを挙げた正統派ストライカー。そのままの勢いでパリ・サンジェルマンへ移籍したものの、ライバルとなったキリアン・エンバペやウスマヌ・デンベレの影に隠れ、真価を発揮するまでには至っていない。ボールを持ちすぎず、味方を使うのが上手であり、優れたチャンスメイカーや突破力のあるウインガーが豊富なポルトガル代表に適した存在だといえる。
ジョアン・フェリックス(背番号11)
生年月日:1999年11月10日
所属クラブ:アル・ナスル(サウジアラビア)
25/26リーグ戦成績:33試合20ゴール14アシスト
代表通算成績:52試合12ゴール5アシスト
一瞬のひらめきや相手を翻弄する技術はまさにスターと呼ばれる所以を感じさせるが、プレーにムラがあり、近年はこれといった活躍を見せられていない。それでも、今季加入したアル・ナスルでは20ゴール&リーグMVPに輝き、復調の気配を感じさせた。チームメイトのクリスティアーノ・ロナウドとの関係も上々で、W杯での連携に期待がかかる。自身のYouTubeチャンネルにて友人とボウリング対決を行い、全てをかけて挑んだものの1ゲーム79点と微妙な成績に終わった。
フランシスコ・トリンコン(背番号16)
生年月日:1999年12月29日
所属クラブ:スポルティング(ポルトガル)
25/26リーグ戦成績:34試合7ゴール13アシスト
代表通算成績:17試合3ゴール1アシスト
バルセロナでプレーした経験もあるアタッカーは、スポルティング加入後精度の高いキックとドリブルで得点に絡む右ウィンガーとして台頭。昨季は15アシストでアシスト王とリーグベストイレブンに輝いた。今季からトップ下で起用されるようになり、ピッチでの支配力を強めている。代表ではEURO2024後から代表に定着し、ネーションズリーグではチームを救う2ゴールをマーク。リバプールやドルトムントなどが獲得に興味を示しており、今夏の動向に注目の選手である。
ラファエル・レオン(背番号17)
生年月日:1999年6月10日
所属クラブ:ACミラン(イタリア)
25/26リーグ戦成績:28試合9ゴール3アシスト
代表通算成績:43試合5ゴール7アシスト
大柄な体と圧倒的なフィジカルが持ち味のドリブラーであり、プレー中に見せる笑顔がチャームポイント。スピードに乗ると誰にも止められない。21/22シーズンにリーグMVPを受賞し、毎年20G/A以上を期待されるウインガーとなったが、近年は伸び悩み傾向で、今季はCFに挑戦し新境地を開拓した。代表では左サイドに張り、陣地を押し込む役割が期待されるが、孤立しがちであり、本来の良さを生かし切れていない印象。「WAY 45」名義で音楽活動にも熱心に取り組んでおり、これまで3枚のアルバムを発表している。
ペドロ・ネト(背番号18)
生年月日:2000年3月9日
所属クラブ:チェルシー(イングランド)
25/26リーグ戦成績:34試合5ゴール6アシスト
代表通算成績:23試合2ゴール4アシスト
ウルブス在籍時には抜群のスピードと圧倒的な単騎性能でカウンターの一本槍として躍動。守備の運動量も豊富であり、強豪相手に多くのアップセットを起こしてきた。度重なる故障が大きな弱点であったが、チェルシー加入を機に克服している。ほかにもブルーズ加入によってクロス精度に磨きがかかったが、持ち味が発揮される試合も減少した。両ウイングでプレー可能であり、代表では相手に合わせポジションを変え起用されるが、本人は守備を要求されないストライカーとしてプレーすることが1番楽しいようだ。
ゴンサロ・ゲデス(背番号19)
生年月日:1996年11月29日
所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン)
25/26リーグ戦成績:32試合8ゴール4アシスト
代表通算成績:33試合7ゴール6アシスト
クリスティアーノ・ロナウド以来となる18歳での代表デビューを飾った元神童。バレンシア時代は代表の常連だったものの、前回大会直前に選外となった。以降低調なパフォーマンスが続いていたが、今季ソシエダで見事復調し、3月に代表復帰、ロシア大会以来となるW杯メンバーに名を連ねている。スピードとテクニックを両立するアタッカーで両サイドでプレーする器用さを持ち合わせている。CFもこなすことができ、起用の幅はさらに広がる。
フランシスコ・コンセイソン(背番号26)
生年月日:2002年12月14日
所属クラブ:ユベントス(イタリア)
25/26リーグ戦成績:31試合3ゴール5アシスト
代表通算成績:15試合3ゴール3アシスト
独特なステップからトップスピードに乗り、ゴールへ迫る若手ドリブラー。ポルトで父・セルヒオ・コンセイソン監督のもと評価を高め、ユベントスでも持ち味のドリブルで相手の脅威となる。カットインから繰り出すミドルも魅力で、ローマ戦で見せたスーパーボレーは3月のリーグベストゴールに輝いた。代表ではクラッチシューターであり、通算3得点のうちEURO2024チェコ戦の逆転弾やネーションズリーグドイツ戦の同点弾が含まれる。W杯でもスーパーサブとして得点に絡む活躍が求められる。

