3大会連続7回目のW杯出場となるモロッコ代表【写真:Getty Images】
モロッコ代表は日本時間6月14日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)1次リーグC組でブラジル代表と対戦する。前回のカタールW杯でアフリカ勢初のベスト4入りを果たしたモロッコは、今大会もアフリカ予選を圧倒的な成績で突破。3大会連続7回目となるW杯出場を決めた。北中米の舞台へ、彼らはどのような戦いを経て辿り着いたのだろうか。
アフリカ勢一番乗り。圧巻の成績でW杯出場
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2026年の北中米W杯に向けたアフリカ予選は、アフリカサッカー連盟加盟54チームが6チームずつ9グループに分かれて実施された。
本大会出場国数が32から48へ拡大されたことで、アフリカの出場枠も従来の5から9.5へ増加。各グループ首位9チームが本大会出場権を獲得し、各組2位のうち成績上位4チームがプレーオフへ進むレギュレーションとなった。
前回大会で歴史的なベスト4入りを果たしたモロッコは、今予選でもその実力を遺憾なく発揮した。グループEに入ったチームは序盤から安定した戦いを続け、白星を積み重ねていく。
そして、第7節。2位のタンザニア代表がコンゴ共和国代表と引き分けたことで、勝てば本大会出場が決まる状況となったモロッコは、ホームでニジェール代表と対戦した。
試合は26分に相手が退場者を出すと、その後は完全にモロッコペース。イスマエル・サイバリの2得点などで主導権を握り、最終的には5-0の大勝を収めた。
この結果、モロッコは6連勝を達成。2位との勝ち点差を8に広げ、2試合を残して本大会出場を決定した。アフリカ勢では最初に北中米W杯行きを決めたチームとなった。
最終的には8戦全勝、22得点2失点という圧巻の数字を記録。攻守両面で他を寄せ付けない強さを示し、堂々のグループ首位通過を果たした。
前回のカタールW杯でアフリカ勢初のベスト4入りを果たしたモロッコは、その勢いを予選でも維持した。堅固な守備組織を土台にしながら、前線ではイスマエル・サイバリらが得点を重ね、アフリカ屈指の戦力を証明している。
今年3月にはワリド・レグラギ前監督の後任としてモハメド・ワハビ監督が就任。A代表での指揮経験はないものの、U-20モロッコ代表を世界王者へ導いた実績を持ち、新体制への期待は小さくない。
3大会連続7回目のW杯に挑むモロッコ。前回大会で世界を驚かせた“アトラスのライオン”(モロッコ代表の愛称)は、北中米の舞台でも再び上位進出を狙う。
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