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日本代表、菅原由勢が語るW杯初出場への思い。「5回目の人が一番興奮していた」長友佑都から受けた刺激【北中米W杯】

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サッカー日本代表、菅原由勢、長友佑都

サッカー日本代表の菅原由勢【写真:編集部】



 日本代表はあす6月15日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)1次リーグF組でオランダ代表と対戦する。初のW杯に臨む菅原由勢は前日練習後の取材で、遠藤航の離脱後のチームの結束や、5度目のW杯に挑む長友佑都から受けた刺激について語った。

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「120点満点の会話」選手の胸に響いた前日ミーティング

 いよいよ迎えるワールドカップ初戦。菅原由勢は「楽しみだし、良い準備ができた」と手応えを口にしながらも、「まずは初戦が大事なのはもうみんなわかっていると思うので、すべてを出し切れるように、次のことを考えるんじゃなくて、まず初戦をどうやって勝つかというところに焦点を当てるべき」と目の前のオランダ戦に全力を注ぐ考えを示した。

 今大会は開幕直前にキャプテンの遠藤航が負傷離脱するアクシデントもあった。チーム全体に衝撃が走ったが、菅原は前を向く。

「チームとして感じるものもあったし、個人としてもそれなりにインパクトはあった」としながらも、「改めてチームが1つにならなきゃいけないというメッセージだったのかなと感じる」と前向きに受け止めている。

 前日に行われた選手ミーティングでは、ベテランたちの言葉が胸に響いたという。

「しゃべってほしいと思っていた人が120点満点の会話をしてくれた。僕みたいに初めての大会の人にとっては相当響いた」

 なかでも強く印象に残ったのが、経験豊富な選手たちの姿勢だった。

「(南野)拓実君だったり、(吉田)麻也さんは直接チームに関われるわけじゃないのに、自分たちにとって必要なものが何かを改めて問いただしてくれた。本当にチーム一人一人がチームのことを考えて全力を尽くしていると感じた」

 そして、初出場の菅原にとって最も大きな刺激となったのが、39歳で5度目のW杯に挑む長友佑都の存在だった。



「特に佑都さんは5回目だったし、5回目の人が一番W杯に興奮していたので。やっぱW杯ってすごいんだなっていうのを彼が伝えてくれた」

 さらに、「彼の言葉というよりも、目というか、このギラギラ感っていうか、それがもう1段階違うなと感じる」と語り、「これぐらい覚悟を持ってW杯を戦わなきゃいけないというのを体現してくれている」と敬意を示した。

 その熱量は普段から、ピッチ外でも表れていたようだ。

「きょうの朝、バスに乗って待っていたら、誰よりもデカい声で『おはよう』って入ってきましたね。すげえエナジーあるじゃん、すげえ高ぶってるじゃんって感じたので、完璧ですね」

 初めてのW杯についても、菅原の思いはぶれていない。

「もともとW杯への思いは優勝したいとしか思っていなかった。優勝するチームの一員でありたいとひたすら思っていた」

 そう力強く語った25歳。憧れ続けた舞台への高揚感を抱きながらも、その視線はチームの勝利だけに向いている。

「チームが勝つために自分がどうあるべきかをまず考えるべきだと思うし、チームが勝つためにすべてを尽くさなきゃいけないと思うので、しっかりチームが勝てるように、自分自身は最高の準備をするだけだと思います」

 ベテランたちの言葉を胸に刻みながら、菅原は初めてのW杯に挑む。

(取材:元川悦子、文:編集部)

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