スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督【写真:Getty Images】
アメリカ、カナダ、メキシコの共催で行われるFIFAワールドカップ2026(北中米W杯)が日本時間6月12日に開幕した。スペイン代表は16日、カーボベルデ代表と初戦を戦う。13大会連続17回目の出場となるスペイン代表の指揮官を紹介する。
“育成から頂点へ”スペインを再建した知将
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スペイン代表を率いるのは、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督だ。
1961年生まれの64歳。現役時代はディフェンダーとしてプレーし、引退後は指導者としてスペインのアンダー世代で長くキャリアを積んできた。
U-19、U-21代表を率いて欧州選手権を制し、さらに東京五輪ではスペインを銀メダルへ導くなど、世代別代表で確かな実績を残した。その手腕が評価され、2022年12月にA代表監督へ内部昇格した。
当時のスペインはカタールW杯でベスト16敗退を喫した直後で、再建が求められるタイミングだった。しかし、デ・ラ・フエンテ監督は、前監督時代から続くボール保持型のスタイルを軸にしながら、縦への素早い攻撃やトランジションの鋭さを加え、チームの戦術幅を広げることに成功した。
その成果はすぐに結果として表れる。2023年のUEFAネーションズリーグ制覇、EURO2024優勝と主要国際大会での2冠を達成。スペインを再び世界の頂点争いへと押し戻した。
さらに、特筆すべきは世代融合の巧みさだ。パウ・クバルシやニコ・ウィリアムズ、ラミン・ヤマルといった若き才能を積極的に抜擢し、次世代の中心選手へと育て上げた。
今回の北中米W杯では、カタール大会での悔しさを経て挑む舞台となる。13大会連続出場の強豪として、2度目のW杯制覇を目指す。
育成と戦術眼を兼ね備えた名将は、スペインを再び世界の頂点へ導くことができるだろうか。
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