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まさに鈴木彩艶“劇場”!サッカー日本代表、引き分けの立役者。全てはあのスーパーセーブから始まってた?【北中米W杯】

text by 編集部 photo by Getty Images
サッカー日本代表GK鈴木彩艶【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会グループリーグF第1節、サッカー日本代表対オランダ代表が日本時間15日に行われた。白熱した一戦は、日本代表が試合終了間際に同点ゴールを沈め、2-2で終えた。だが、試合内容に目を向けてみると、2失点で終えられるようなものではなかった。では、なぜ同国は少ない失点で抑えることが出来たのか。(文:前島大晟)

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鈴木彩艶が好セーブ連発!

「2:6」

 これは、サッカー日本代表対オランダ代表の枠内シュートの数(FIFA公式参照)だ。着目すべき点は、2本中2本を沈めた日本代表ではなく、6本のシュートを浴びたにも関わらず、わずか2失点で抑えたところだ。

 正確にいえば、シュート本数10本。それも全てペナルティエリア内から放たれたものだ。つまり、6本の枠内シュートは全てエリア内から打たれたということだ。

 にも関わらず、2-2で終われたのは、3分の日本代表GK鈴木彩艶のスーパーセーブが全てだろう。

 試合開始早々から、押し込まれる展開となったサッカー日本代表は、いきなりピンチを迎えた。

 左WGのコーディ・ガクポのパスを受けたドニエル・マレンが巧みな反転から、シュートを打つ。約10mの距離から放たれた強烈なシュートは枠に飛ぶが、鈴木はそれに反応し腕に当てることに成功した。

 今試合1発目のシュートということもあって、スピード感や空気感などがまだ整っていないであろう時間帯にも関わらず、あのシュートを止めることができたのが、このスコアに繋がったのではないだろうか。

 その後も、コーナーキックからのマレンのヘディングなど、決定機から何度も救っている。



 サッカー用語で“あたっている”とよくキーパーに対して使われるが、まさにこの試合の鈴木がそれだった。

 今大会のレギュレーションを考えるとグループリーグにおいて失点は少ないに越したことはない。

 北中米W杯は、各GLの上位2チームと成績上位だったGL3位のチームが決勝トーナメントに進むことができる。

 仮に3位だった場合、得点数や失点数などが関わってくる。

 これらのことを考えると、ラウンド32に進むためにはGLの3戦でいかに失点をしないかが、鍵を握っている。

 残りチュニジア代表とスウェーデン代表の2試合が控えており、どちらも曲者同士だ。

 特に、後者はCFにアレクサンダー・イサクとヴィクトル・ギェケレシュとプレミアリーグ屈指のストライカーが揃っている。

 これらの選手がいる中で、失点を0にするのはかなり難しいが、オランダ戦の鈴木なら防いでくれそうだ。

 日本代表が、より上の舞台へ上がるためには彼のビックセーブが必要不可欠になってくるだろう。

(文:前島大晟)

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