サッカー日本代表は15日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループF第1節でオランダ代表と対戦し、2-2の引き分けで終えた。終盤に追いつき、勝ち点1をもぎ取ったのは上々のスタートと言える。しかし、「世界一」という目標に向けて、決して万全の台所事情というわけではない。今回は、現在の日本代表に呼ばれていない選手の中から、今すぐ本大会のピッチに立っても十分に輝けたはずの5人をピックアップして紹介する。[2/5ページ]
DF:安藤智哉(あんどう・ともや)
生年月日:1999年1月10日
所属クラブ:ザンクトパウリ(ドイツ)
25/26リーグ戦成績:15試合0ゴール1アシスト
【3月に招集されるも…】
オランダ代表戦で勝ち点1を手にして上々のスタートを切ったあとも、安藤智哉はメンバーに含まれていてもよかった選手の一人と感じずにはいられない。
昨年7月に日本代表デビューを飾った安藤智哉は、今年1月にアビスパ福岡からドイツのザンクトパウリに加入すると、すぐにレギュラーポジションを獲得。強烈な対人戦の強さを武器に、欧州の屈強なアタッカー陣とも真っ向から戦えることを示した。
その活躍から3月の代表戦にも招集されたが、無念の負傷辞退となりアピールの機会を逃していた。
W杯初戦のオランダ代表戦では、主力である冨安健洋がベンチスタート。万全のコンディションでないことがうかがえただけに、センターバックの層を厚くするためにも安藤の存在が必要だったのではないか。
【サイドの守備を…】
また、オランダ戦で浮き彫りになったのがサイドの守備対応だ。右ウイングバックの堂安律はコーディ・ガクポに粘り強く食らいついたものの、データサイト『Sofascore』によればデュエル4回中、勝利はわずか1回だった。
このポジションは、どの国も突破力に優れた選手が配置されるため、守る側にとってはタフになることが想定される。
今後、日本がリードして終盤を迎えるような展開のゲームがあれば、強烈な個を持つウイングを抑えるためにも、守備に特化した選択肢は持っておきたい。
菅原由勢も控えているが、もし安藤がいればセンターバックの計算が立ち、冨安をサイドバックとして終盤のクローザーに回すといった柔軟な采配も可能になるかもしれない。

