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ベルギー代表にまだまだルカクは必要だ。途中交代→別物に。エジプト代表戦の停滞感を拭ったもの【北中米W杯分析コラム】

ベルギー代表対エジプト代表
ベルギー代表対エジプト代表【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会グループリーグG第1節、ベルギー代表対エジプト代表の一戦が日本時間16日に行われ、1-1の引き分けで終えた。欧州で活躍するアタッカー陣が多く揃うベルギーはなぜエジプト相手に前半あれほど苦戦を強いられたのか。その要因を分析していく。(文:前島大晟)[2/2ページ]

ロメル・ルカクの存在意義とは?

ベルギー代表ロメルルカク
ベルギー代表ロメルルカク【写真:Getty Images】


 他にも、ルカクが交代して以降、前半には見られなかったシーンがいくつかある。

 79分、相手陣地でボールを保持している場面で同選手が、相手CBを体で背負いながら、ボールを要求する姿があった。結局、そのタイミングでパスは入ってこなかったが、ゴール前やエリア中央付近で、このようなプレーをされると、どうしても相手DFは意識してしまう。

 この場面も、相手CB2人とボランチの選手3人でルカクを囲むように警戒していた。

 また、87分には、前半までならなかったであろう、早いタイミングでのクロスボールをゴール前に供給。最後はルカクが合わせ、得点には繋がらなかったものの、「前半からこのようなシーンができていたら」と言わんばかりの決定機だった。

 相手の疲労感などを考えると、正確なことは言えないが、ルカクがピッチに入って以降、明らかに66分までのベルギーとそれ以降の同国は全く別物になっていたのは間違いない。

 FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会前に行われたテストマッチでも途中から出場しているが、クロアチア代表に1ゴール。チュニジア代表相手に1アシストと直前まで負傷していたとは感じさせないパフォーマンスを見せている。

 今回のエジプト戦では、記録することはできなかったが、チームを救ったことは確か。

 次節以降はスタメンとして出場することはできるのか。
 
(文:前島大晟)

【著者プロフィール:前島大晟】
2002年生まれ、茨城県出身。2025年3月に大学を卒業後、フットボールチャンネル編集部に入社。水戸ホーリーホックのイベントをきっかけに小学2年生からサッカーを始める。小学3年生から地元のドリブル専門スクールに入り、ネイマールに憧れながらサイドハーフとして高校3年生までプレー。現役引退後からJリーグや海外サッカーを見るようになり、主に鹿島アントラーズとプレミアリーグを追っている。かつての夢は教師で、教員免許も取得したが、現在はFチャンにすべてを捧げる。

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