サッカー日本代表は日本時間21日、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループF第2節でチュニジア代表と対戦し、4-0で快勝した。この試合でフル出場し、先制点の起点となるなど中盤で存在感を示したMF田中碧が取材に応じ、勝点3を手にした一戦を振り返った。
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田中碧がチュニジア戦を振り返る
初戦のオランダ代表戦では出番がなかったものの、“鬼門”とも呼ばれた第2戦で先発出場を果たした田中。先制点となった鎌田大地のゴールシーンでは、タイミングの良い前線への飛び出しでチャンスを演出し、日本の勢いを生み出した。
田中は試合の流れを大きく左右した先制点について、「最初の1点というのが、自分たちにとって本当にどれだけ大きかったかというのは、見ていても思いますし、やっていても思いました」とコメント。「相手が5-4-1で構えている中で、早い段階で取れたので、そこから無理に攻めなくてもいい状況ができた。チームとしてすごく大きかったなと思います」と振り返った。
押し込む展開の中で見せた田中の3列目からの攻撃参加は、まさに持ち味が発揮された場面だった。自身もそのシーンについて手応えを口にしている。
「自分が上がっていけば数的優位になりますし、もちろんリスクもあるので全部が全部行けるわけではないですけど、スペースができた時は出ることでプラスワンを作れる。そこは綺世がうまく使ってくれていましたし、あそこでもっと前を向ければ敬斗がシュートを打てたと思います。とはいえ、ああやってチームとして崩せたのはすごく良かったかなと思います」
チームとして狙い通りに相手守備を攻略できたことへの手応えをにじませた。
試合開始からうまく試合に入っていた田中だが、2度目のW杯の舞台でも緊張はあったという。
「緊張感はありましたし、それこそ僕と滉くんなんかは初戦に出ていないので、ボールを触るのも緊張するのはもちろん、ワールドカップなので。ひとまず勝ったというのはすごく大きかったなと思います」
その一方で、田中は決して満足しているわけではない。チーム全体で戦い抜くことの重要性を強調し、気を引き締めた。
「とはいえ、まだ何も成し遂げたわけじゃない。ここからより総力戦になるだろうし、今日の試合を見ていても暑さを含めてやっぱりタフだなと感じています。改めてチームとして、誰が出てもいいパフォーマンスをするというのは重要だなと思います」
最後に、ケガでW杯メンバー入りを逃した三笘薫から受け継いだ背番号7について問われると、田中は「頑張ります」と短く答えた。
(取材:元川 悦子、構成・文:編集部)
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