5大会連続W杯出場となったサッカー日本代表 長友佑都【写真:田中伸弥】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)グループリーグ第3節、スウェーデン代表戦で日本代表は1-1の引き分けに終わった。しかし、この試合で改めてその存在価値を示した選手がいる。今大会ここまで出場機会のなかった長友佑都だ。苦しい時間帯に投入されたベテランは、豊富な経験と存在感でチームに落ち着きをもたらした。森保一監督が大一番で長友を起用した理由とは何だったのか。
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前人未到の5大会連続出場を達成
56分に前田大然のゴールで先制した日本代表だったが、そのわずか6分後に同点弾を許すと、その後はスウェーデン代表に押し込まれる時間帯が続いた。
そんな苦しい展開の中で森保一監督がピッチに送り出したのが、ここまでの2試合で出場機会のなかった長友佑都だった。
やや意外にも映った采配だったが、結果的に勝ち点「1」を積み上げることに成功。さらに、ここまで2試合続けて、ほとんどの時間をプレーしていた中村敬斗を休ませることもできたという点を踏まえれば、この交代は狙い通りだったと言えるだろう。
森保監督も試合後の会見で、「五分五分の戦いの中でひょっとしたら失点があったかもしれないような戦いの中で、彼はチームに落ち着きをもたらしてくれた」とプレーぶりについて評価している。
長友といえば、メンバー選出時に批判の声が挙がったことも記憶に新しい。
前回のカタール大会以降、日本代表としてピッチに立ったのは、昨年7月のE-1選手権・中国代表戦、同9月の国際親善試合・アメリカ合衆国代表戦、そして今大会直前の壮行試合・アイスランド代表戦のわずか3試合。ワールドカップ予選ではベンチ入りすら果たせない試合もあり、「戦力として見られていないのではないか」との見方も少なくなかった。
それでも、緊張感漂う大一番で、森保監督は迷うことなく長友を投入。誰が出場しても戦えるチームづくりを掲げてきた指揮官にとって、長友は当初から計算に入っていた戦力だったのだろう。
この試合で、5大会連続W杯出場という前人未到の偉業を成し遂げた長友。その豊富な経験と存在感は、やはり日本代表に欠かせないものだったのかもしれない。
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