
ブラジル代表の注目選手【写真:Getty Images】
FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)ラウンド32で日本代表と対戦するブラジル代表。言わずと知れたサッカー王国で、スター選手が多く揃う。開幕から徐々に調子を上げており、グループリーグは3試合で2勝1分、7得点1失点の首位で突破した。今回は日本代表戦を前に、ブラジル代表の中でも特に警戒すべき5人を紹介する。データは『Opta Analyst』を参照[3/5ページ]
MF:ブルーノ・ギマランイス

ブラジル代表MFブルーノ・ギマランイス【写真:Getty Images】
生年月日:1997年11月16日
所属:ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド)
北中米W杯成績:3試合0得点3アシスト
代表通算成績:46試合3得点11アシスト
【中盤のキーマン】
ブラジル代表の中盤のキーマンが、今大会ですでに3アシストを記録しているブルーノ・ギマランイスだ。
球際での強さとボールテクニックをハイレベルに兼ね備えており、中盤でのボール奪取から1本のパスやドリブルで決定機を作る。
初戦のモロッコ戦では[4-2-3-1]のダブルボランチの左側でプレーしていたが、第2戦ハイチ戦と第3戦スコットランド戦では[4-3-3]の右インサイドハーフでプレー。これは所属クラブと似た役割で、普段から慣れているプレーエリアでの起用となっている。
このカルロ・アンチェロッティ監督の微調整はブラジル代表に大きなプラスとなった。
【アンチェロッティ監督の修正】
ギマランイスは右のハーフスペースでのプレーを得意としており、第2戦のハイチ戦ではFWラフィーニャのオフサイドとなったが相手ディフェンスラインの間を割る1本のスルーパスで決定機を演出した。
昨年10月の日本戦でもワンタッチでディフェンスの間にスルーパスを通してDFパウロ・エンヒキ(W杯は選外)の得点をアシストしている。
インサイドハーフにポジションを移して以降の攻撃参加も際立っており、スコットランド戦では、2点目のシーンで右のペナルティーエリア角からヴィニシウス・ジュニオールへの絶妙クロスでアシスト。
3点目のシーンでは3列目からの飛び出しでMFカゼミーロの縦パスに抜け出してから相手を引きつけ、最後はマテウス・クーニャへの丁寧なラストパスでアシストを記録した。
ブラジル代表らしい流動的な攻撃の中でもパスや動き出しで違いを作り出せるギマランイスは、日本代表にとっては昨年の試合に続いて脅威となるだろう。