FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会はグループステージの全日程が終了した。4年に一度の大舞台では、スター選手であっても実力を発揮できるとは限らない。今大会のグループステージでも、大きな期待を背負いながら不本意な結果に終わり、チームとともに大会を去った名手たちがいる。そこで今回は、期待外れのパフォーマンスとなってしまった選手を紹介する。[3/5]
FW:ソン・フンミン
生年月日:1992年7月8日(33歳)
代表:韓国
今大会成績:3試合出場/0ゴール0アシスト
【敗退で猛批判…】
韓国代表は失意のまま、モンテレイ(メキシコ)の地を後にした。言わずと知れたチームのエース、ソン・フンミンもまた、今大会で不本意な結果に終わった選手の一人だ。
33歳のフォワードにとって、今回のワールドカップは現役最後となる可能性もある重要な大会。それだけに懸ける思いは人一倍強かったはずだが、今大会はピッチ内外で厳しい批判にさらされた。
ピッチ外では、6月9日に公開された韓国代表のトレーニング映像が騒動に発展。映像にはメディア関係者が「軍隊にも行っていないやつ」などとソンを揶揄するような発言が収録されており、大きな議論を呼んだ。
【まさかの先発落ち】
そして、肝心のピッチでも精彩を欠いた。グループステージ(GS)第1戦のチェコ代表戦では先発出場して約69分間プレーしたものの、枠内シュートは1本のみ。ソンに代わって投入されたオ・ヒョンギュのゴールで、チームは2-1の勝利を収めた。
続く第2戦のメキシコ代表戦でも先発したが、約57分間のプレーでシュートはゼロ。そして、第3戦の南アフリカ代表戦ではベンチスタートとなった。
前線で起点となれず、得意のシュートも不発。その結果、ソンはGS全3試合を無得点で終えた。
一方で、チームとして、アジア屈指のアタッカーであるソンに十分なチャンスやスペースを与えることができず、その得点力やスピードを最大限に生かすことはできなかった部分は大きな反省点だ。
韓国代表は最終的にグループAを3位で終え、他グループの結果により無念にもGS敗退となっている。

