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やりたい放題? ワールドカップ開催国アメリカの酷すぎる愚行5選【北中米W杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アメリカの酷すぎる愚行
ワールドカップ開催国アメリカの酷すぎる愚行5選【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ(W杯)は、世界中の人々が熱狂する4年に一度の祭典だ。しかし今大会では、ピッチ外で開催国・アメリカ合衆国の対応が大きな議論を呼び、大会の公平性に疑問を抱かせる出来事が相次いだ。今回は、その中でも特に物議を醸した騒動を5つ紹介する。[4/5ページ]

イラン代表への冷遇

イラン代表 メフディ・タレミ
イラン代表 メフディ・タレミ【写真:Getty Images】


【イランに対する不公平な対応】

 開催国アメリカの対応を巡って大きな議論となったのが、イラン代表への扱いだ。両国の政治的対立を背景に、一時は大会への参加自体が危ぶまれるほど緊張が高まっていた。

 イランは当初、ベースキャンプ地をアメリカ・アリゾナ州ツーソンに置く予定だった。しかし、アメリカ側が受け入れに難色を示したことで、開幕直前にメキシコ・ティフアナへの変更を余儀なくされた。

 イランのグループステージ3試合は、いずれもアメリカ国内で開催。しかし、厳しい入国制限が課され、第2戦までは試合の24時間前からしか入国を認められなかった。

 第3戦では制限が緩和され、2日前からの入国が許可されたものの、十分な準備期間を確保できたとは言い難い。

 さらに、試合後は速やかにベースキャンプ地のメキシコへ戻ることを求められたため、長距離移動による疲労の蓄積など、コンディション調整は極めて難しい状況に置かれていた。

 これに対し、イランのエースであるメフディ・タレミは、「ここではすべてと戦わなければならない。90分プレーした後、またティフアナへ戻らなければならないなんて、どう考えてもおかしい」と不満をあらわにし、アメリカの対応を厳しく批判した。



【スポーツと政治の境界線はどこに…】

 本来、スポーツと政治は切り離されるべきものだ。

 世界最高峰の大会であるW杯で、政治的事情が競技環境にまで影響を及ぼしたことは、大会の公平性そのものに疑問を投げかける出来事となった。

 国際大会である以上、すべての出場国が等しい条件で戦える環境を整えることが本来あるべき姿である。

 イランへの一連の対応は、「スポーツと政治」を切り離すことの難しさを色濃く示した。

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