
日本代表より強そうなFIFAランキング下位国5選【写真:Getty Images】
日本時間6月12日に開幕した2026 FIFAワールドカップは、同7月10日からいよいよ準々決勝の戦いが始まった。8強のラインナップを見てみると、FIFAランキング上位10位のうち6カ国が名を連ねており、強豪が順当な勝ち上がりを見せていることが分かる。サッカー日本代表はラウンド32でブラジル代表に1-2で敗れたが、最新のFIFAランキングではそれまでの17位をキープ。ただ、今大会はランキング上で日本代表より下位に位置するものの、印象的な戦いぶりを披露した(している)国もいくつか存在している。今回は、日本代表より強そうなFIFAランキング下位国を紹介する。※国際サッカー連盟(FIFA)によって発表された最新のFIFAランキングを参照(2026年7月8日付)。[4/5ページ]
パラグアイ代表

パラグアイ代表【写真:Getty Images】
最新FIFAランキング:34位
主な選手:ミゲル・アルミロン、フリオ・エンシソ、ディエゴ・ゴメス
北中米W杯の最終結果:ラウンド16敗退
【激しすぎる?】
過去のチームと同様に、FIFAワールドカップ2026(北中米W杯)を戦ったパラグアイ代表も実にしたたかで“南米らしい”チームだった。
“アルビロハ”の最新FIFAランキングは34位。時に激しすぎるプレーぶりは賛否を巻き起こすが、彼らは今後も独自の路線を貫いていくだろう。
後付けになってしまうが、パラグアイ代表にとってはグループDを1勝1分1敗の3位で通過したことさえも“計算通り”だったのではないかと思ってしまう。
青色吐息で決勝トーナメントに進出したかに思えた彼らは、日本時間6月30日に行われたラウンド32でドイツ代表をPK戦(4-3)の末に撃破。勝ち点の勘定が必要とされるグループステージの窮屈な戦いから解き放たれたように、優勝候補にも挙げられていた強豪を粘り腰で葬り去った。
【暴力集団と批判も…】
同7月5日のラウンド16では前回大会準優勝のフランス代表に0-1で惜敗。カードが出されなかったことが不思議なほどにパラグアイ代表のプレーはラフだった。
ある意味では通常運転だったとも言えるのだが、試合後にはドイツ紙『ビルト』が「フランスが暴力集団を叩き出す アンフェア極まりないパラグアイ」との見出しでハイライト動画を公開するほどだった。
見ていて美しいスタイルだけがサッカーの醍醐味ではない。まるで世界にそうメッセージを発するかのようなパラグアイ代表選手の一挙手一投足は、あらためてサッカーという競技の多様性を思い起こさせるものだ。