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あっけない…。北中米W杯、意外と大したことなかった強豪国5選【北中米W杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


早々に敗退した強豪国【写真:Getty Images】



 2026 FIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)もいよいよ佳境を迎えている。準決勝に出そろった4か国はそのままFIFAランク1位から4位までの4か国であり、優勝候補が順当にベスト4まで駒を進めている。一方で、彼らに追随する実力を持ちながら、あえなく敗れ去った強豪国もある。今回は、そんな代表チームをピックアップして紹介する。[3/5ページ]

ドイツ代表


ベスト32で敗れたドイツ代表【写真:Getty Images】



FIFAランク:10位
北中米W杯成績:ベスト32敗退

【国際大会での苦戦が続く】

 ブラジルワールドカップ優勝から12年、ドイツ代表は未だ深い泥沼の中にいる。

 ロシアW杯、カタールW杯と2大会連続でグループリーグ敗退を喫し、EURO2024も準々決勝で敗戦と国際大会で結果を残せていない。

 復権を狙う今大会だったが、メンバー選考から物議を醸した。ユリアン・ナーゲルスマン監督は2024年に代表引退を表明していたマヌエル・ノイアーを代表に呼び戻したのだ。この選択は賛否両論を呼び、ナーゲルスマンの判断に疑問の声が集まった。

 北中米W杯では、キュラソー代表相手に7-1と白星発進。コートジボワールとの一戦では試合終了間際に2点を奪い逆転勝利を収めた。

 これによってグループリーグ1位通過が決定。エクアドル代表との最終節では、ターンオーバーも十分可能な局面だった。

 しかし、青年指揮官はメンバーをほとんど変えず一軍のメンバーで試合に臨んだ。ドイツはエクアドルの強度の高いプレーに苦しみ敗戦。主力を出場させながら敗れるという、ネガティブな影響を残しそうな失態を犯してしまった。



【クロップ就任で生まれ変わる?】

 決勝トーナメントでその失態を払しょくするような活躍ができればよかったのだが、結局それがボディーブローのように効いた。

 ドイツは4ゴールの活躍を見せていたデニス・ウンダフをラウンド32・パラグアイ戦のスタメンに抜擢する。

 しかし、グループリーグでの先発起用がなかったせいか、違いを作れず試合から消えていた。相対したパラグアイ代表は1試合合計805本のパスをつないだドイツを相手に決死のディフェンス。21本のシュートを浴びながらも耐え続け、先制点を獲得した。

 ドイツは後半に追いついたものの、慢性的なストライカー不足からくる拙攻が続き延長戦へ。延長前半にコーナーキックからゴールネットを揺らしたが、そのゴールがVARで幻となったドイツに、勝ち越しを狙う余力は残されていなかった。

 ドイツ代表はメンバー選考から疑問の声を集め、采配にも精彩を欠いたナーゲルスマンを解任。後任はドルトムントやリバプールで一時代を築いたユルゲン・クロップが就任する見通しだ。

 世界が待ち望んだ“ヘビメタフットボール”は、かつての名門復活へのカンフル剤となるのだろうか。

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