
マンチェスター・シティの補強ランキング【写真:Getty Images】
マンチェスター・シティは、ジョゼップ・グアルディオラ監督の下で世界的な名門クラブへと成長した。近年のイングランドのクラブでは最もタイトルを獲得しており、その背景にはチームの躍進を支えた数々の選手獲得がある。今回は、21世紀のマンチェスター・シティにおいて、欠かせなかった補強をランキング形式で紹介する。[2/5ページ]
4位:ヴァンサン・コンパニ(元ベルギー代表)

マンチェスター・シティDFヴァンサン・コンパニ【写真:Getty Images】
生年月日:1986年4月10日
移籍金:850万ユーロ(約15.7億円)
前所属:ハンブルガーSV(ドイツ)
通算成績:360試合20得点10アシスト
【長きにわたって支えた主将】
ヴァンサン・コンパニは、マンチェスター・シティを世界的な名門へと押し上げた立役者の一人だろう。
2008年夏にハンブルガーSVから加入すると、すぐにCBのレギュラーに定着。2011/12シーズンから主将を務めると、同シーズンには44年ぶりとなるリーグ優勝に貢献した。
プレミアリーグの年間最優秀選手賞にも輝き、フィジカル能力とサッカーIQの高さを兼ね備えたハイレベルなセンターバックとして、マンチェスター・シティの最終ラインを支えた。
その後は怪我に悩まされる時期が長くなり、2014/15シーズンを最後に、リーグ戦で20試合以上に出場することはできなかった。それでも、万全のコンディションであれば先発の座を掴み、ペップ・グアルディオラ監督からも厚い信頼を寄せられた。
【ラストイヤーでの置き土産】
在籍最終シーズンとなった2018/19シーズンには、国内三冠を達成。その中でも大きな話題を集めたのが、シーズン最終盤の5月に行われたレスター・シティ戦だ。
自らボールを持ち上がると、ペナルティーエリア外から強烈なロングシュートをゴール右上隅に突き刺した。
この一撃が試合の決勝点となり、マンチェスター・シティは勝利。最終的にリバプールとの熾烈な優勝争いを制し、コンパニ自身もチームの国内トレブルに大きく貢献した。
先述の通り、マンチェスター・シティでの晩年は怪我に悩まされたコンパニだが、ピッチ内外で絶大な影響力を持つ存在であり続けた。
現在もエティハド・スタジアム前には銅像が建立されており、クラブ史に残るレジェンドとしてファンから愛されている。