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浦和レッズ開幕2連敗、8失点に金子拓郎が危機感「そんな甘いこと言ってる場合じゃない」

text by 竹中愛美 photo by Getty Images

浦和レッズ 金子拓郎
浦和レッズの金子拓郎(写真左)【写真:Getty Images】



 浦和レッズは8月15日、2026/27明治安田J1リーグ第2節でサンフレッチェ広島に1-4で敗れた。開幕戦のガンバ大阪戦に続く2連敗で、2試合で8失点。今季からチームキャプテンを務める4選手の一人、MF金子拓郎は「本当にチームとしての差を痛感した」と振り返り、危機感をあらわにした。

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「まず戦術どうこうの前に」金子拓郎が語った浦和レッズの現在地

 浦和レッズが苦しいスタートを切った。開幕戦でガンバ大阪に4-3で敗れると、第2節ではサンフレッチェ広島に1-4で完敗。2試合で8失点を喫し、曺貴裁監督の下で迎えた新シーズンは開幕2連敗となった。

 右サイドで先発し、90分間プレーした金子拓郎は、試合後に「いや、もう完敗だと思います」と総括。広島とのチームとしての完成度の差を認めた。

「本当にチームとしての差を痛感しました。2試合連続4失点って本当に情けないと思いますし、ただ、ここで下を向いてたら何も変えれないと思うので、僕らはやり続けるしかないのかなと思います」

 浦和は広島に主導権を握られ、セカンドボールを拾えない時間が続いた。攻撃でも効果的に背後を取る場面が少なく、シュート数はわずか3本。金子自身も課題を明確に口にした。

「セカンドボールのところもそうですし、効果的に背後を取るボールだったりというのがほとんどなかったなというふうには感じます」

 広島の3バックから斜めに入ってくるボールに対しても、浦和のスライドが間に合わず、相手に局面を攻略された。後半には【3-4-3】気味にフォーメーションを変更して改善を図ったものの、失点を重ねた。

「まず戦術どうこうの前に、目の前の相手に勝たないと。本当、そこまでの話にはまだ全然なってない」



 攻撃面についても、「中途半端だった」と厳しく振り返る。ロングボールで相手と競るのか、ボールをつなぐのか。その判断も含め、チームとして明確さを欠いていたという。

「ひっくり返すならひっくり返すでボールを蹴るべきだと思いますし、つなぐならつなぐでちゃんとポジションを取って。本当きょうは中途半端なビルドアップというか、自分たちのビルドアップだったと思います」

 今季から浦和のチームキャプテンは、GK西川周作、DF宮本優太、金子、MF渡邊凌磨の4選手が務める。新たなキャプテングループの一員として迎えたシーズンだが、金子は特別な肩書きの有無にかかわらず、全員がチームのために行動する必要があると語った。

「キャプテングループとしての責任だったりはありますけど、それがあろうがなかろうが、チームのことを考えてやるべきだと思います。逆にキャプテングループの選手じゃなくても、チームのためを思っての発言だったり、行動はできると思うので、本当にチーム全員がそういう意識でやるべきだと思います」

 2試合を終えて、金子のドリブル数は16回でリーグトップ。チャンスクリエイト数も7回でリーグ3位と、個人としては攻撃面で存在感を示している。それでもチームの結果は2連敗。背番号を「77」から「7」に変更し、より大きな役割を担う今季だからこそ、現状への危機感は強い。

「負けが続いたら、ズルズル行くものもありますし、メンタル的にもどんどんどんどんきつくなっていくと思うので、そんな甘いこと言ってる場合じゃないです」

 新チームだから、完成度を高める途中だから――。そんな言葉で時間を費やす余裕はない。開幕2連敗を喫した浦和にとって、次節以降の立て直しは急務となっている。

(取材・文:竹中愛美)

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