
歴代GK移籍金ランキング1~5位【写真:Getty Images】
2026年8月19日、サッカー日本代表GK鈴木彩艶がプレミアリーグのアストン・ヴィラに移籍金3000万ユーロ(約55.5億円)で移籍。日本人史上2番目の金額で新天地へと渡った。日本人選手としては破格の移籍金だが、世界のGK市場では、さらに巨額の取引が成立してきた。今回は、歴代GKの移籍金をランキング形式で紹介する。 ※データは『Transfermarkt』を参照(8月21日時点)。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。[4/5ページ]
2位:アリソン

アリソン【写真:Getty Images】
生年月日:1992年10月2日
移籍日:2018年7月19日
移籍先:ASローマ(イタリア)→リヴァプール(イングランド)
移籍金:7250万ユーロ(約132.7億円)
【ブラジル代表の同僚からの勧誘】
「君はリヴァプールに来るべきだ」。
アリソンはブラジル代表の同僚ロベルト・フィルミーノからこう誘われていたという(2018年6月6日/イギリスメディア『スカイスポーツ』)。
そして、ASローマの守護神はその言葉通り、赤色のユニフォームに袖を通すことになる。
リヴァプールがアリソン獲得のために費やした移籍金は7250万ユーロ(約132.7億円)。歴代ゴールキーパー(GK)移籍金ランキング2位にあたるとてつもない金額だった。
アリソンは、ユースから在籍した国内の名門であるSCインテルナシオナルにてプロへの第一歩を踏み出した。
2016年7月にローマへ完全移籍した際に発生した移籍金は800万ユーロ(約14.6億円)。当初、ローマではヴォイチェフ・シュチェスニーの控えという立場だったが、シュチェスニーが退団した後は背番号1を継承して2017/18シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4に貢献した。
【現代サッカーにおける完成系GK】
2018年夏のリヴァプール加入は、当時GKとして歴代1位となる高額移籍金によって実現した。
アリソンは移籍初年度の2018/19シーズンからエンジン全開。プレミアリーグで最多となる21回のクリーンシートを達成し、ゴールデングローブ賞を受賞した。
抜群の反射神経で奇跡的なセーブを見せるだけでなく、高精度のフィードで攻撃の起点にもなれる。
アリソンはまさに現代的なGKの完成系とも言える選手だ。33歳となった今もリヴァプールのゴールマウスを任されている絶対的守護神は、100億円を優に超える移籍金が“妥当な投資”だったことを証明し続けている。