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なぜここまで騒動に?バルセロナ、加入時に揉めた歴代選手5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ、加入時に揉めた歴代選手5選
バルセロナ、加入時に揉めた歴代選手5選【写真:Getty Images】



 世界屈指の名門だけに、FCバルセロナの補強はいつの時代も大きな注目を集める。しかし、その巨大なブランド力と資金が絡むからこそ、移籍交渉が一筋縄ではいかなかったケースも少なくない。所属クラブとの対立、ライバルクラブからの“横取り”、財政難による選手登録問題、さらには裁判沙汰まで。今回は2000年以降、加入前後に大きな騒動を巻き起こした5選手を振り返る。※成績はデータサイト『Transfermarkt』を参照[3/5ページ]

FW:マルコム

バルセロナ マルコム
バルセロナ マルコム【写真:Getty Images】


生年月日:1997年2月26日
移籍金:4100万ユーロ+ボーナス(約53億円)
在籍期間:2018年~2019年
クラブ通算成績:24試合4得点2アシスト

【ローマと基本合意に達するも…】

 加入劇のインパクトだけなら、マルコムは歴代でも屈指だろう。2018年7月、所属するボルドーとASローマはマルコムの移籍で基本合意。両クラブが公に発表し、選手はメディカルチェックを受けるためローマ行きの飛行機まで手配されていた。

 ところが、その直後にバルセロナが参戦。ローマのスポーツディレクターだったモンチによれば、ボルドーはバルサからより高額なオファーが届いたとして突然渡航許可を撤回。

 ローマ側も一度は条件を引き上げたが、さらなる“競り”を要求されて交渉から撤退し、法的措置の可能性まで検討すると表明した。

 翌日、マルコムは4100万ユーロ+ボーナスでバルセロナ加入が決定。文字通り搭乗寸前で行き先がローマからバルセロナへ変わった。


【在籍期間はたったの1年】

 もっとも、劇的だった加入とは対照的にバルサでの出番は限定的だった。

 公式戦24試合4得点にとどまったが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のインテル戦で移籍後初得点を記録するなど、短い在籍期間にも印象的な場面は残している。

 わずか1年後の2019年夏にはゼニトへ4000万ユーロ+出来高500万ユーロで移籍。クラブは獲得費用の大部分を回収した。“強奪劇”とまで騒がれた一方、バルセロナではわずか1年という、何とも皮肉な結末となった。

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