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なぜここまで騒動に?バルセロナ、加入時に揉めた歴代選手5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

バルセロナ、加入時に揉めた歴代選手5選
バルセロナ、加入時に揉めた歴代選手5選【写真:Getty Images】



 世界屈指の名門だけに、FCバルセロナの補強はいつの時代も大きな注目を集める。しかし、その巨大なブランド力と資金が絡むからこそ、移籍交渉が一筋縄ではいかなかったケースも少なくない。所属クラブとの対立、ライバルクラブからの“横取り”、財政難による選手登録問題、さらには裁判沙汰まで。今回は2000年以降、加入前後に大きな騒動を巻き起こした5選手を振り返る。※成績はデータサイト『Transfermarkt』を参照[4/5ページ]

FW:ネイマール

バルセロナ ネイマール
バルセロナ ネイマール【写真:Getty Images】


生年月日:1992年2月5日
移籍金:5710万ユーロ(当初クラブ発表)/関連費用込み総額8620万ユーロ(約114億円)
在籍期間:2013年~2017年
クラブ通算成績:186試合105得点76アシスト

【移籍金を巡って司法問題へ】

 ブラジル最大のスターを巡ってバルセロナとレアル・マドリードが争った末、2013年にサントスから獲得したネイマール。

 しかし問題は「いくらで獲ったのか」だった。クラブが当初示した移籍費用は5710万ユーロで、そのうち1710万ユーロがサントス、4000万ユーロがネイマール一家の会社N&N(ネイマール&ネイマール)への支払いと説明された。

 その後、契約に関連する各種支払いを含めた総額が8620万ユーロだったことが明らかになり、契約内容を巡る司法問題へ発展。サンドロ・ロセイ会長は2014年1月に辞任した。

 さらにネイマールの経済的権利の40%を保有していた投資ファンドDISも「実際の取引額が適切に開示されず損害を受けた」と訴え、長期間にわたる法廷闘争となった。

 なお、このDISを巡る刑事事件では被告らが2022年に無罪となり、2026年にはスペイン最高裁も無罪判決を維持している。


【タイトル獲得に貢献して実力を証明】

 一方、サッカー面では疑いようのない大成功だった。4シーズンで186試合105得点を挙げ、リオネル・メッシ、ルイス・スアレスと「MSN」を形成。

 2014/15シーズンには39得点を記録し、ラ・リーガ、国王杯、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)の3冠達成に大きく貢献した。

 2017年夏にはパリ・サンジェルマン移籍に際し、史上最高額となる2億2200万ユーロの契約解除金が支払われ、バルセロナを退団。加入時も退団時もサッカー界の金銭感覚を揺るがした、バルセロナ史上でも最も波乱に満ちた移籍の一つだ。

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