
トッテナム・ホットスパー、大成功だった補強5選【写真:Getty Images】
2010年代から大きな成長を見せたクラブの一つがトッテナム・ホットスパーだ。プレミアリーグでは上位の常連となり、2018/19UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では決勝に進出した。近年は低迷の時期こそ続いているが、今夏にはクラブ史上最大規模の大型補強を敢行して巻き返しを狙っている。今回は、21世紀のスパーズにおいて、クラブの成長に欠かせなかった補強を紹介する。[4/5ページ]
FW:ソン・フンミン(韓国代表)

トッテナム時代のソン・フンミン【写真:Getty Images】
生年月日:1992年7月8日
移籍金:3000万ユーロ(約55.5億円)
前所属:レバークーゼン(ドイツ)
在籍期間:2015年夏~2025年夏
通算成績:454試合173得点101アシスト
【プレミアリーグで8季連続2桁ゴール】
ソン・フンミンは、トッテナム・ホットスパーに在籍した10年間で数々の記録を塗り替えた。
2015年夏に3000万ユーロ(約55.5億円)の移籍金で加入したが、プレミアリーグ1年目は4ゴールにとどまり、苦戦を強いられた。それでも2年目から徐々に適応をみせ、2016/17シーズンからは8季連続でリーグ戦2桁ゴールを達成した。
MFクリスティアン・エリクセンやFWハリー・ケイン、MFデレ・アリらと形成した攻撃陣の破壊力は抜群で、とりわけカウンターにおけるソン・フンミンは大きな脅威となった。中盤に下りてボールを受けたケインが空けたスペースへ韓国代表FWが抜け出す形は、スパーズの得意パターンの一つとなり、両者のホットラインから数多くのゴールが生まれた。
【アジア人初のプレミアリーグ得点王】
2021/22シーズンには23ゴールを挙げ、リヴァプールのモハメド・サラーと並んでプレミアリーグ得点王に輝いた。アジア人選手として史上初の快挙であり、スパーズの歴史にその名を刻んだ。
ケイン退団後は主将に就任し、名実ともにスパーズの顔へ。残すはタイトルのみという状況の中、2024/25シーズンにチームはUEFAヨーロッパリーグ(EL)を制覇。ソン・フンミンはキャプテンとしてトロフィーを掲げた。
最高の形でチームを去るべく、同シーズン限りでスパーズを退団。長く無冠が続いたクラブに再び栄冠をもたらし、そのトロフィーを掲げて去る姿に、多くのファンが感謝を送っていた。