
トッテナム・ホットスパー、大成功だった補強5選【写真:Getty Images】
2010年代から大きな成長を見せたクラブの一つがトッテナム・ホットスパーだ。プレミアリーグでは上位の常連となり、2018/19UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では決勝に進出した。近年は低迷の時期こそ続いているが、今夏にはクラブ史上最大規模の大型補強を敢行して巻き返しを狙っている。今回は、21世紀のスパーズにおいて、クラブの成長に欠かせなかった補強を紹介する。[5/5ページ]
DF:ヤン・フェルトンゲン(元ベルギー代表)

トッテナム時代のヤン・フェルトンゲン【写真:Getty Images】
生年月日:1987年4月24日
移籍金:1250万ユーロ(約23.1億円)
前所属:アヤックス(オランダ)
在籍期間:2012年夏~2020年夏
通算成績:315試合14得点7アシスト
【堅守をもたらしたベルギー人】
ヤン・フェルトンゲンは、マウリシオ・ポチェッティーノ政権下のトッテナム・ホットスパーに堅守をもたらした選手の一人だ。
2012年夏にアヤックスから完全移籍で加入すると、アンドレ・ビラス・ボアス体制の1年目からPFA年間ベストイレブンに選出される活躍を披露。センターバックだけでなく、左サイドバックとしても高いクオリティを発揮した。
彼の存在感をさらに高めたのが、2014年にポチェッティーノが監督に就任してからだろう。とりわけ2015年夏に同胞のトビー・アルデルヴェイレルトが加入すると、プレミアリーグの歴史に残る堅守を築き上げた。
【シーズン26失点】
2人のベストシーズンともいえるのが、プレミアリーグで2位に終わった2016/17シーズンだ。38試合でわずか26失点に抑え、GKウーゴ・ロリスを含めた守備陣は圧倒的なパフォーマンスを披露。堅守があったからこそ、ハリー・ケインやソン・フンミンらを生かした前線のカウンターもより鋭さを増した。
クラブ史上初めてCL決勝に駒を進めた2018/19シーズンも、決勝トーナメント以降に勝利へ直結する活躍を披露。決勝こそ敗れたものの、攻守両面で高いパフォーマンスを発揮し、ベストイレブンに相応しい働きを見せた。
攻撃の選手と比べれば決して派手な存在ではないが、左足から繰り出される正確なフィードやゴール前での対人の強さなど、チームに欠かせないピースの一つだった。縁の下の力持ちとして長きにわたり最終ラインを支えたフェルトンゲンの存在が、スパーズの成長を後押ししたことは間違いないだろう。
【著者プロフィール:編集部】
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