フットボールチャンネル

フォーカス 7時間前

自業自得?アトレティコ・マドリード、嫌われた選手5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードで嫌われた選手【写真:Getty Images】


 今夏、アトレティコ・マドリードを揺るがしたのが、エースのフリアン・アルバレスをめぐる移籍騒動だ。バルセロナへの移籍を望んだことで、残留が決まった後もサポーターから激しいブーイングを浴びている。しかし、アトレティコでは過去にも、移籍や発言をきっかけにファンとの関係が悪化した選手がいた。今回は、かつて愛されながらも、その後の行動によってサポーターから厳しい視線を向けられるようになった5人を紹介する。[3/5ページ]

FW:セルヒオ・アグエロ(元アルゼンチン代表)

アトレティコ・マドリード セルヒオ・アグエロ
元アトレティコ・マドリードのセルヒオ・アグエロ【写真:Getty Images】


生年月日:1988年6月2日
所属クラブ:引退
アトレティコ・マドリード通算成績:234試合101得点48アシスト

【突然の退団表明で一気に関係が悪化】

 マンチェスター・シティのレジェンドとして知られるセルヒオ・アグエロも、かつてはアトレティコ・マドリードのサポーターから愛される若きエースだった。

 2006年夏、18歳でアルゼンチンのインデペンディエンテから加入すると、すぐに才能を発揮。フェルナンド・トーレスの後継者として頭角を現し、2007/08シーズンにはリーガで19ゴールを記録するなど、チームの中心へと成長した。

 また、2010年にはUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇にも貢献し、将来を嘱望されるスターとなった。
 
 ところが、2011年夏に状況が一変する。アグエロは自身の公式サイトを通じて退団の意思を表明。アトレティコとの契約を残していたものの、クラブに移籍を求める姿勢を明確にした。

 移籍先として浮上したのが、アトレティコにとって最大のライバルであるレアル・マドリードだった。

 最終的にレアルへの移籍は実現せず、マンチェスター・シティへ移籍することになったものの、退団をめぐる一連の騒動によってサポーターの心証は大きく悪化。クラブへの愛情を疑問視する声も上がり、かつてのアイドルは一転して“裏切り者”とみなされるようになった。


【シティで世界最高峰のFWへ】

 しかし、アトレティコを去った後のキャリアは、まさに輝かしいものだった。

 シティでは加入1年目からゴールを量産し、2011/12シーズン最終節のQPR戦では、後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールを決め、クラブに44年ぶりのリーグ優勝をもたらした。

 その後も得点を重ね、シティでは公式戦通算390試合260ゴールを記録。クラブ史上最高のストライカーの一人となった。

 アトレティコで才能を開花させた若きエースは、退団時にはサポーターから背を向けられた。それでも、その後の活躍によって、世界最高峰のストライカーへと上り詰めた。

1 2 3 4 5

KANZENからのお知らせ

scroll top