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自業自得?アトレティコ・マドリード、嫌われた選手5選

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードで嫌われた選手【写真:Getty Images】


 今夏、アトレティコ・マドリードを揺るがしたのが、エースのフリアン・アルバレスをめぐる移籍騒動だ。バルセロナへの移籍を望んだことで、残留が決まった後もサポーターから激しいブーイングを浴びている。しかし、アトレティコでは過去にも、移籍や発言をきっかけにファンとの関係が悪化した選手がいた。今回は、かつて愛されながらも、その後の行動によってサポーターから厳しい視線を向けられるようになった5人を紹介する。[5/5ページ]

FW:アントワーヌ・グリーズマン(元フランス代表)

アトレティコ・マドリード、アントワーヌ・グリーズマン
元アトレティコ・マドリードのアントワーヌ・グリーズマン【写真:Getty Images】


生年月日:1991年3月21日
所属クラブ:オーランド・シティ(アメリカ合衆国)
アトレティコ・マドリード通算成績:501試合212得点101アシスト

【残留宣言から一転…】

 アトレティコ・マドリードを昨シーズン限りで退団した際には、盛大な退団セレモニーで見送られたアントワーヌ・グリーズマンも、一時はサポーターから“裏切り者”とみなされた選手の一人だ。

 2014年夏、レアル・ソシエダから加入すると、瞬く間にエースへと成長。2015/16シーズンにはリーグ戦22ゴールを挙げ、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出にも貢献した。

 その後も攻撃の中心として活躍し、アトレティコでの5年間で公式戦257試合133ゴールを記録。2017/18シーズンにはUEFAヨーロッパリーグ(EL)制覇にも大きく貢献した。

 そんなグリーズマンをめぐり、2018年夏にはバルセロナ移籍の可能性が浮上する。しかし、本人はドキュメンタリー作品『La Decisión』を通じて残留を発表。アトレティコへの愛情を示したことで、ファンもその決断を歓迎した。

 ところが、わずか1年後に状況が一変する。

 2019年夏、バルセロナが契約解除金1億2000万ユーロを支払い、グリーズマンを獲得。前年に残留を宣言した直後の移籍だっただけに、アトレティコのファンは強く反発した。

 移籍後、初めてメトロポリターノに戻ってきた際には、グリーズマンの名前がアナウンスされただけでスタンドから大ブーイング。かつてのエースは、わずか1年で“裏切り者”という扱いを受けることになった。


【2年後に復帰も、最初はブーイング】

 しかし、バルセロナで思うような結果を残せなかったグリーズマンは、2021年夏にアトレティコへレンタルで復帰する。

 ところが、かつてのエースを待っていたのは歓迎ムードではなかった。復帰後の試合では、グリーズマンがボールを持つたびにブーイングが起こるなど、ファンとの関係は簡単には元に戻らなかった。

 それでもグリーズマンはピッチ上で結果を残し続け、徐々に信頼を取り戻していく。後に自身も、バルセロナへの移籍によってファンを傷つけたことを認め、「自分がファンの立場でも怒っていた」と語っている。

 かつて愛されたエースは、自らのプレーで再び信頼を勝ち取った。

 そして昨季限りでクラブを去る際には、盛大な退団セレモニーで送り出されるまでに関係を修復。クラブ史上歴代最多得点者として、その名を刻んだ。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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