9月・10月シリーズに臨むサッカー日本代表のメンバーが17日に発表される。その中で、GKは一つの注目ポイントになるかもしれない。鈴木彩艶は新天地で引き続き活躍しているものの、大迫敬介はここまでリーグ戦1試合の出場。早川友基は明らかにパフォーマンスレベルを落としている。その大迫と早川が外れた場合、代わりに招集されるのは誰なのか。今回は、鈴木のサブとして選出が期待されるGK5人をピックアップした。[3/5ページ]
野澤大志ブランドン(のざわ・たいし)
生年月日:2002年12月25日
所属クラブ:ロイヤル・アントワープ(ベルギー)
2026/27リーグ戦成績:6試合13失点
日本代表通算成績:出場なし
【欧州でレギュラーを獲得中】
約1年ぶりの日本代表招集はあるだろうか。
下部組織時代から過ごすFC東京で成長した野澤大志ブランドンは、昨年夏にベルギーのロイヤル・アントワープに完全移籍し、欧州初挑戦を果たす。1年目からレギュラーのポジションを奪い、今季もここまでリーグ戦全試合に出場中。着実に力をつけている。
欧州で活躍するGKといえば、現在はアストン・ヴィラの鈴木彩艶の活躍、とくにプレースキックの質の高さに注目が集まっているが、野澤もその点では素晴らしい結果を残している。
【鈴木彩艶よりも早くアシストを記録】
ベルギーリーグ第6節クルブ・ブルッヘ戦、味方からのパスを受けた野澤は、利き足ではない左足で前線にロングフィードを送ると、これが味方に繋がり、結果的にゴールが生まれたことでアシストを記録する形に。相手GKヤン・ゾマーがゴールを飛び出したにもかかわらず空振りしたことが大きな助けとなったが、味方の動きを見逃さず効果的な位置へボールを届けたことは評価できる。
ただ、ベルギーでは高評価ばかり、というわけではない。
とくに判断力の部分で安定感を欠いているという評価もあり、試合によってパフォーマンスの波が激しいといった意見もある。Jリーグ時代にも判断ミスから失点を招くシーンはしばしばあり、継続して質の高いプレーを出すという部分が今後の課題になりそうだ。
とはいえ、森保一監督が成長を期待している一人であることは明らかで、2024年のAFCアジアカップ カタール2023では、出場機会こそなかったものの、鈴木らと共に招集されている。引き続き候補に入っていても不思議ではない。
何より、ベルギーで試合に出場し続けているというのは大きな評価材料になる。

