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一体なぜ!? 実は“2部リーグ”でプレーする海外のスター選手5人

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images


実は現在2部リーグでプレーしている大物選手とは?【写真:Getty Images】



 かつてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の大舞台で活躍した選手や、今なお代表チームに名を連ねる実力者が、実は現在“2部リーグ”でプレーしている。実力不足でトップカテゴリーを去った選手ばかりではない。1部からのオファーを断って残留した者、古巣を救うために自ら戻った者、そして意外な新天地を選んだ者もいる。なぜ彼らは今、2部で戦っているのか。その理由とともに、世界各地でプレーするスター選手5人を紹介する。[5/5ページ]

FW:マリオ・バロテッリ(元イタリア代表)

元イタリア代表FWマリオ・バロテッリ
元イタリア代表のマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】



生年月日:1990年8月12日
所属クラブ:アル・イテファク(UAE2部)
2026/27リーグ戦成績:出場なし

【なぜアジアでも無名のチームに?】

「サッカー界屈指の悪童」と聞いて、マリオ・バロテッリの名前を思い浮かべる人は多いのではないだろうか。

 その“スーペル・マリオ”は現在、アジアでプレーしている。UAE(アラブ首長国連邦)のアル・イテファクというクラブだ。

 世界的にはもちろん、アジアでも無名である。それもそのはず、アル・イテファクは2020年に創設された新興クラブで、UAEの2部リーグに所属している。さらに、同カテゴリーでも下位に位置しており、知名度のある選手が所属するような場所ではない。

 では、なぜそのようなクラブにバロテッリほどの男が加入したのか。



【バロテッリ獲得の経緯は意外にも…】

 まず大きな要因が、クラブの会長を務めるのがバロテッリと同じイタリア人のピエトロ・ラテルツァ氏であること。UAEのリーグにはチームの70%を自国選手で構成しなければならないという厳格なルールがあるが、同氏はその中でも“イタリア化”を目指している。

 事実、チームにはバロテッリ以外にも3人のイタリア国籍の選手が在籍している。その中にはイタリア代表歴もあるダニエレ・バゼッリもいる。

 バロテッリはそんな同郷の会長が掲げる野心あるプロジェクトに共感し、加入を決めている。

 バロテッリ獲得を決めた経緯も面白い。ラテルツァ会長はイタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで「すべては、『Transfermarkt』で始まった。どのクラブとも契約していないフリーの選手を検索していて、バロテッリの名前を見つけてすぐに彼の代理人との接触を開始した」と明かしている。

 新興クラブの夢は、やはり1部昇格。バロテッリとその他のイタリア人がアジアで歴史を動かそうとしている。

【著者プロフィール:編集部】
国内外のサッカーを専門に取材・執筆・企画する編集チーム。戦術分析、ニュース報道、コラム制作からデータリサーチまで、各分野のスペシャリストが在籍しており、欧州主要リーグ、サッカー日本代表、Jリーグはもちろん、女子サッカーや育成年代まで幅広いテーマをカバーする。現地取材で得たリアルや、データを活用したユニークなコンテンツなど、読者に“今、本当に知るべきサッカー情報”を届けることを使命とし、読者に寄り添い、サッカーをより深く、より立体的に楽しめるコンテンツづくりを目指している。
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【了】

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