
日本代表市場価値ランキング【写真:Getty Images】
17日、9月と10月の代表ウィークに向けた日本代表メンバーが発表され、総勢31人の選手が招集された。今回の代表ウィークは4試合が連続で行われるため、より多くの選手が起用されることだろう。そんな日本代表選手の中で、最も市場価値が高い選手はだれなのか。今回は日本代表の市場価値ランキングを作成し、1位から10位まで紹介していく。(市場価値、成績は『transfermarkt』参照、9月18日現在)[4/5ページ]
2位:鈴木彩艶(すずき・ざいおん)

アストン・ヴィラ所属の鈴木彩艶【写真:Getty Images】
生年月日:2002年8月21日
所属クラブ:アストン・ヴィラ(イングランド)
現在の市場価値:3000万ユーロ(約54億円)
通算代表成績:28試合16クリーンシート
【PSG移籍目前も…】
鈴木彩艶は世界最高のGKへの道を着実に歩んでいる。
2024シーズンから在籍していたパルマでの安定した活躍や、今夏行われたFIFAワールドカップ2026(W杯北中米大会)での再三にわたるショットストップもあり、鈴木は今夏移籍市場でGKの目玉選手となった。
当初移籍市場で争奪戦を繰り広げたのは、ユヴェントスとパリ・サンジェルマン(PSG)の2クラブ。そして、最終的には昨季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したPSGへの加入が決定的と報じられた。
しかし、出場機会の確保など条件面で折り合いがつかず、最終的に契約は破談に。再び市場に放たれた鈴木に対しオファーを出したのは、昨季UEFAヨーロッパリーグ(EL)王者のアストン・ヴィラだった。
同クラブには過去に最も優れたゴールキーパーに送られるヤシン賞獲得経験者のエミリアーノ・マルティネスが在籍していたが、ヴィラは彼を放出し、鈴木に背番号1を与えている。
【ロングキックはプレミアでも脅威】
ヴィランズとしての初出場は、第2節アーセナル戦。世界最高の組織的な守備を誇る現チャンピオンで、GKにとって攻守に渡り厄介な相手極まりない。
それでも、鈴木は王者相手に堂々たる結果を残した。両足を使い分けるパスで、華麗に相手のプレス網をかいくぐる。ワンステップで繰り出される大砲のようなロングキックは、相手も対処しきれず、何度もチャンスを作り出した。同選手が攻撃面で持つバリューが発揮された試合となった。
第3節ハル・シティ戦でプレミア初クリーンシート、キャリア初のCL出場となったクルブ・ブルッヘ戦ではヴィラ加入後初勝利に貢献した。
現在の市場価値は3000万ユーロ(約54億円)となっているが、ジョアン・ガルシアやジャンルイジ・ドンナルンマが現在記録しているGK最高市場価値の4500万ユーロ(約81億円)を越える可能性もあるだろう。
イタリアの舞台で見せてきた、超人的な反射神経を活かした近距離のセービングが増えてくれば、鈴木がワールドクラスの守護神になるのは時間の問題だ。