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サッカー日本代表、ウルグアイ戦の予想スタメン&フォーメーション

シリーズ:日本代表予想スタメン&フォーメーション text by 編集部 photo by Shinya Tanaka, Getty Images
サッカー日本代表、ウルグアイ戦の予想スタメン
サッカー日本代表、ウルグアイ戦の予想スタメン【写真:Getty Images】



 FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)閉幕後、初めての国際Aマッチウィーク。遠藤航の代表引退など世代交代が進む中、森保一監督は先のW杯をベースにしながらA代表初選出の選手も4人招集した。さらなる進化に臨む第1歩、新たな日本代表はウルグアイ戦にどのような布陣で挑むのか、スタメンを予想する。※各種スタッツはデータサイト『Sofascore』より[4/6ページ]

MF:佐野海舟(さの・かいしゅう)

日本代表MF佐野海舟
日本代表MF佐野海舟【写真:Getty Images】



生年月日:2000年12月30日(25歳)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
2026/27リーグ戦成績:4試合0得点
日本代表通算成績:16試合1得点

 マインツで主力として出場を重ねる佐野海舟は、今季も開幕4試合で358分間プレー。前季は2024/25シーズンに続いてリーグ戦全34試合に先発出場し、今季も中盤を支える存在となっている。

 クラブからの信頼は、今夏の移籍市場でもうかがえた。独誌『キッカー』の報道によれば、クリスタル・パレスが3000万ユーロ(約54億円)超のオファーを提示したものの、マインツが拒否したと伝えている。移籍期限が迫るなかでも残留を優先した判断は、佐野の重要性を示すものだ。

 ドイツ紙『BILD』によると、元々の移籍金は6000万ユーロ(約108億円)。そして代役を確保できるまで佐野の移籍を容認しない方針を明らかにしていた。3000万ユーロの大金を前にしても、その優先事項は揺るがなかった。

 今季の数字で目を引くのは、ボール奪取と配球の両面での貢献だ。90分あたりのインターセプトは前季の1.94回から3.77回へ増加。パス成功率も80.1%から91.3%に上がり、キーパスは90分あたり0.74本から1.76本へ伸びている。4試合で記録した2アシストは、すでに前季の年間実績である3アシストに近づいている。

 その特徴が表れたのが、5-0で勝利した9月6日のリーグ第2節ハンブルガーSV戦だ。マインツ公式サイトは、佐野がボールを奪ってシェラルド・ベッカーの先制点を演出した場面を紹介。同記事では、ニコ・ブンゲルトSDによる「ワールドクラスの選手」との評価も掲載されている。

 守備で攻撃のきっかけをつくり、得点につなげる働きが、クラブ内でも高く評価されている。

 一方、デュエル勝率は前季の62.7%から44.1%、空中戦勝率も61.2%から40.0%に下がっている。まだ4試合の数字であり、対戦相手や競り合う状況によっても変動するが、対人面では改善の余地を残す。

 とはいえ、先述のように今季は攻撃面での貢献が印象的で、『Sofascore』のヒートマップを参照しても昨季に比べてより前線でのプレーが増えている。シーズンが終わったとき、昨季とはまた異なる成績を記録している可能性もあるだろう。

 ウルグアイ戦で期待されるのは、中盤で相手の攻撃を断ち、奪ったボールを日本のチャンスにつなげることだ。クラブで成果を上げている配球を、強度の高い相手にも発揮できるか。ボール奪取後の判断とパスの精度にも注目したい。

 鎌田大地とのボランチコンビは盤石だが、森保一監督がウルグアイ戦の先発について「21日(月)に到着したメンバーで構成したい」と明言したことを受けて、今回は松木玖生とのタッグが予想される。

MF:松木玖生(まつき・くりゅう)

サウサンプトンMF松木玖生
サウサンプトンでプレーする松木玖生【写真:Getty Images】



生年月日:2003年4月30日(23歳)
所属クラブ:サウサンプトン(イングランド)
2026/27リーグ戦成績:8試合1得点
日本代表通算成績:出場無し

 サッカー日本代表初招集となった松木玖生は、サウサンプトンで出場機会を増やしている。今季は英チャンピオンシップで8試合に出場し、うち6試合に先発。チームのリーグ戦総時間に占める出場時間の割合は、前季の27.1%から76.7%へ上がった。継続して起用されるなかで、代表入りにつなげている。

 クラブでは右サイドの攻撃的な位置でプレーし、得点への関与と守備の両方を求められている。9月12日のブリストル・シティ戦では、82分にフィン・アザズのパスから左足でゴールを決め、4-1の勝利に貢献した。

 地元メディア『Saints Marching』が評価したのは、ゴールだけではない。同試合でタックル3回、クリア4回を記録したことに触れ、「ウインガーとしては異例の守備貢献」と好意的に評価した。自陣深くまで戻ってプレーしていた点も紹介している。

 シーズン全体でも、90分あたりのボール回収は前季の3.29回から4.24回、タックルは1.45回から1.63回へ増加。パス成功率も78.4%から84.2%へ改善した。トルコのギョズテペ所属時にはセンターフォワードまで担ったが、スタッツを見ると本来のポジションがセントラルMFであることを思い出させる。

 直近の19日レクサム戦では、プレーの精度に課題が出た。『Saints Marching』は、パス28本のうち成功が19本にとどまり、クロス3本も味方に合わなかったと指摘。一方で、タックル2回、インターセプト1回など守備の働きも記している。チームが1-2で敗れるなか、攻撃での正確さを欠いた試合だった。

 ウルグアイ戦でボランチを務めるなら、中央で周囲の状況を把握し、相手の圧力を受けながらボールをつなぐ力が試される。タッグを組むと見られる佐野海舟との距離や役割分担を整え、守備に出るタイミングと前線を支える動きを両立したい。クラブで示す運動量と献身性を、代表の中盤でどう発揮するかが焦点となる。

 レアル・マドリード所属のMFフェデリコ・バルベルデは怪我の影響により今回の国際Aマッチには不参加だが、相手の中盤には他にもロドリゴ・ベンタンクールやファクンド・ベルナルのようにボール奪取に優れた選手が名を連ねている。MF同士の競り合いは熾烈を極めると見込まれる。

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