サッカーU-21日本代表は26日、第20回アジア競技大会の準々決勝で北朝鮮と対戦し1-0で勝利した。この一戦について、現役時代に横浜F・マリノスや川崎フロンターレでプレーし、現在は解説者として活躍する元プロサッカー選手の田中裕介氏に話を聞いた。(語り手:田中裕介)[4/5ページ]
「日本はマイボールのロストが…」
――時計は70分を過ぎました。日本が攻める時間も増えてきました。
「日本は選手交代でボール支配の時間が増えました。追加点を奪いに行くのか、このまま1点を守り切るのかどちらに比重を置くのか徐々に考える時間になっていきそうです」
――しかし北朝鮮もなかなか落ちません。日本の守備はかなり集中しています。
「日本はゴール前で粘り強い対応が必要です。市原吏音を中心に身体を張って0で抑えたいですね」
――日本はなかなか奪いどころを定められていないでしょうか?
「少し疲れが出て全体が間延びしてきています」
――ここでンワディケが下がります。今日のプレーはいかがでしたか?
「貴重な先制点を奪いました。あまり多くボールに関わるシーンはなかったですが、個のクオリティで奪ったゴールは高い評価を与えていいと思います」
――88分、日本、大ピンチでした。
「大きなサイドチェンジから完全に崩されました。しかし、荒木がビッグセーブ。前半に続いて冷静な対応で事なきを得ました」
――北朝鮮のサイドチェンジから1対1の仕掛けは質が高いですね。
「日本はマイボールのロストが目立つのでボールを失わないようにしたいです」
――ロストが多いのは、ちょっと相手のペースに合わせてしまっていることも影響しているのでしょうか。
「慌てている印象です」

