
日本代表、エクアドル戦の予想スタメン【写真:Getty Images】
ウルグアイ代表、ベネズエラ代表に連勝したサッカー日本代表は、10月1日にエクアドル代表と対戦する。中2日で迎える一戦は、負傷者が相次ぐ中での選手起用も焦点だ。南米勢との3連勝を目指す森保ジャパンのスタメンとフォーメーションを予想する。※各種スタッツはデータサイト『Sofascore』などを参照。[4/6ページ]
MF:佐野海舟(さの・かいしゅう)

日本代表MF佐野海舟【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日(25歳)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
今季リーグ戦成績:4試合0得点
日本代表通算成績:17試合1得点
マインツでは今季リーグ戦4試合で2アシストを記録する佐野海舟。インターセプトは90分あたり3.77回、パス成功率は91.3%と、ボール奪取と配球の両面で貢献している。
ウルグアイ戦でも先発して77分までプレーし、インターセプトとボール回収をそれぞれ4回記録。危険な場面を未然に防ぎ、前にスペースがあればボールを果敢に運んだ。ベネズエラ戦は出番がなく、前戦の出場負担がない状態でエクアドル戦を迎える。
ウルグアイ戦ではボールロストも10回あったが、パスは45本中39本を通している。その上、香川真司がドルトムントで見せていたようなターンも披露し、ボールを失ってでも自分が保持する役割を積極的に担おうとしていたようにも感じられた。
中盤でタッグを組むと見られるのは、今シリーズでまだスタメン起用がない田中碧。実現すれば、FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)のチュニジア戦と同じセットである。佐野はその試合で上田綺世の2点目をアシストしており、良いバランスで試合に入れるはずだ。
韓国代表対エクアドル代表の内容を振り返ると、今日の試合は日本がボールを握る展開になるかもしれない。相手がカウンターを狙ってくると考えると、トランジションの重要性が高まる。そこに強みを持つのが佐野だ。
MF:田中碧(たなか・あお)

日本代表の田中碧【写真:Getty Images】
生年月日:1998年9月10日(28歳)
所属クラブ:リーズ(イングランド)
今季リーグ戦成績:4試合0得点
日本代表通算成績:43試合8得点
リーズでは今季リーグ戦4試合に出場し、1アシストを記録。今回の代表活動では、田中碧は2試合とも途中出場している。
9月24日のウルグアイ戦(3-1で勝利)は77分から入り、前向きなプレスと積極的な攻撃参加を見せた。28日のベネズエラ戦(2-1で勝利)では後半開始からプレーし、パス24本をすべて成功。組み立てで高い精度を披露した。
一方、デュエルは2試合合計で5戦全敗。試行回数が少ないため対人能力全体の評価には結びつけられないが、ベネズエラ戦の失点場面も含め、相手への寄せには改善の余地がある。
とはいえ、28日の試合はデュエル勝率だけでは測れない側面もあった。リスクにあらかじめ対応するようなポジショニングが見られ、攻守の切り替えへの反応は速かった。対人の試行回数の少なさはそのリスク管理にも起因するだろう。
エクアドル戦で佐野海舟とボランチコンビを組む場合は、FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)のチュニジア戦の再現となる。この試合の田中碧もパスでゲームを作っており、成功率は96%(75本中72本)を記録していた。
相手チームのトップ下には、ジョン・イェボア(ヴェネツィアFC)が入ると見られる。2025/26シーズンのセリエBで10ゴール10アシストを記録するキープレーヤーで、田中碧の背後で受けようとする場面もあるかもしれない。そこへの配慮をしながら、ボールを素早く前線へ届ける役割が期待される。