サッカー日本代表は1日、キリンカップサッカー2026でエクアドル代表と対戦し、90分間を0-0で終え、PK戦の末に勝利した。この一戦について、現役時代に横浜F・マリノスや川崎フロンターレでプレーし、現在は解説者として活躍する元プロサッカー選手の田中裕介氏に話を聞いた。(語り手:田中裕介)[5/6ページ]
塩貝健人の「強引な気持ちは…」
――80分を過ぎ、少しお互いペースが落ちてきました。かなり締まった展開ですね。
「このまま得点が生まれない事も想定できます」
――ここで塩貝健人が入ります。ピッチ内外で話題になる選手ですが、田中さんの塩貝への評価はどうですか?
「何かやってくれそうだなと思う選手です。意外性があり、ストライカー気質を感じます。持ち味のスピードを活かすシーンをもっと見たいです」
――エゴイストというファンからの声もありますが、実際どうですか?
「FWであれば、そのくらい強引な気持ちは必要ですし、普通かと思います」
――ここで90分が終わりました。0-0でした。
「前半同様に締まった試合でした。両チームに大きな差はなく0-0は妥当かなと思います」
――上田や伊東が入ってもエクアドルの守備を崩せませんでした。
「チャンスは増えましたが、やはり(ウィリアム・)パチョを中心としたエクアドルの守備は南米でも1番ではないでしょうか」
――ただW杯ではこういう相手を倒さなければなりません。
「少ないチャンスをモノにする。言葉で言うのは簡単ですが、世界レベルの守備を持つチームにそういった細部をどれだけ高めて破っていけるかですね」
――そういった意味では、良いテストマッチになったと言えますか。
「非常に良い相手だったと思います」
――PK戦に入っています。鈴木が3人目をセーブしました。
「ギリギリまで動かず最後の瞬間に相手を誘い込むような攻めのセービングに見えました」
――田中さんはプロでPKを蹴った経験がありましたか?
「2度ほどありましたが、共に成功でした。正直、得意ではありません(笑)」
――そうなんですね(笑)
「思い切り蹴ってました!」

