
日本代表、ニュージーランド戦の予想スタメン【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は10月5日、キリンカップサッカー2026決勝でニュージーランド代表と対戦する。森保一監督は前日会見で、大幅なメンバー変更を行わない方針を示した。4連戦の締めくくりに、限りなくベストメンバーに近い人選で臨む可能性が高い。スタメンを予想する。※各種スタッツはデータサイト『Sofascore』を参照。[4/6ページ]
MF:佐野海舟(さの・かいしゅう)

日本代表MF佐野海舟【写真:Getty Images】
生年月日:2000年12月30日(25歳)
所属クラブ:マインツ(ドイツ)
今季リーグ戦成績:4試合0得点
日本代表通算成績:18試合1得点
今シリーズではウルグアイ戦とエクアドル戦に先発し、中盤の守備を支えている佐野海舟。ウルグアイ戦はインターセプトとボール回収をそれぞれ4回記録し、危険な場面を未然に防いだ。前方にスペースがあれば、自らボールを持ち上がる場面も見せている。
エクアドル戦でも球際で強さを発揮し、相手からボールを奪い切るプレーを繰り返した。日本が相手のシュートを5本、枠内を1本に抑えた試合で、中盤から守備を支える役割を果たしている。ニュージーランドとの最終戦でも、その回収力は欠かせない。
一方、ウルグアイ戦ではボールロストが10回あった。ただし、ロストの総数と持ち運びの際に奪われた回数は同じではない。実際、この試合では中盤にゲームメイカーが不在のなかで積極的にボールを受けて多くの役割を担おうとしていた。
今回は鎌田大地とのボランチコンビを予想する。ウルグアイ戦の後半などでも共演しており、現日本代表の中でも最も安定感のある組み合わせと言って差し支えないだろう。佐野が相手へ寄せた際は鎌田が背後を支え、鎌田が前へ出れば佐野が中央を締める。佐野自身の持ち上がりも攻撃の選択肢になる。
ニュージーランドに対しては、クリス・ウッドへのロングボールをCBが跳ね返した後が重要だ。こぼれ球を回収できれば、日本が攻撃する時間を増やせる。一方、相手に拾われれば、最終ラインが整う前に次の攻撃を受けてしまう。
パナマ戦で得点したマルコ・スタメニッチの攻撃参加にも警戒したい。競り合いへ向かうだけでなく、背後へ入る選手を見ながら動けるか。守備の強さを、試合の主導権へつなげたい。
MF:鎌田大地(かまだ・だいち)

日本代表MF鎌田大地【写真:Getty Images】
生年月日:1996年8月5日(30歳)
所属クラブ:クリスタル・パレス(イングランド)
今季リーグ戦成績:5試合0得点
日本代表通算成績:56試合14得点
今シリーズは3試合すべてに出場している鎌田大地。今回は田中碧に代わり、ベネズエラ戦以来の先発を予想する。これまでフル出場はなく、異なる役割を担いながらチームを支えてきた。
主将として先発したベネズエラ戦では、パス31本中30本を成功させ、デュエルも5回中4勝。代表経験の浅い選手たちと組みながら、後方でボールを受けて攻撃を組み立てた。ウルグアイ戦の後半にもボール回収6回を記録しており、配球に加えて守備でも貢献している。
エクアドル戦では67分から入り、試合の流れに応じて位置を変えた。得点につながる決定機創出には至らなかったが、PK戦では2人目として成功。ニュージーランド戦ではスタートからボランチに入り、ゲームを組み立てる役割を担うと見られる。
佐野海舟と組めば、相手から奪ったボールを鎌田へつなぐ形が一つの軸になる。ただし、佐野が守備、鎌田が攻撃と役割を固定する必要はない。佐野が持ち上がれば鎌田が後方を支え、攻撃が詰まれば受け直して方向を変える。互いの動きを見ながら中盤を整えたい。
エクアドル戦では佐野と田中碧のコンビが中盤で抜群の相性を披露したが、ニュージーランド戦では鎌田もあらためて存在感を示したい。FIFAワールドカップ 2026(北中米W杯)のチュニジア戦のように3人がスタメンから共存するオプションもあるだろうが、ポジション争いにも注目が集まる。
配球と位置取りの両面から、今シリーズ最終戦の展開を落ち着かせたい。